2019年7月12日3時1分に大分合同新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大分大(大分市旦野原)の大規模停電で、同大は11日、「ケーブルの不具合による漏電が原因」との見方を明らかにした。
午後11時半現在、復旧のめどは立っておらず、12日の授業を実施するかどうかは決まっていない。
11日に周辺の約5000世帯で起きた一時的な停電も、同大の停電が影響したとみられる。
県庁で会見した桑田理事は、「皆さまに迷惑を掛け、おわびする。原因究明を進め、早期復旧に努めたい」と話した。
同大によると、11日午前7時半ごろ、学生寮を除く旦野原キャンパスの全施設が一斉に停電した。
九州電力の送電線から電気を引き込む高圧ケーブル(長さ約600m)の一部が不具合で漏電し、安全装置が作動した可能性が高いという。
ケーブルは2008年3月に設置。
年1回、点検をしていた。
今年5月の点検で「漏電の疑いがある」と指摘され、今月21日に接続部分の交換作業を予定していた。
同キャンパスは照明やエアコンが使えず、2限目以降を休講にした。
理工学部は、研究に使う薬品や細胞片を保冷する設備があるため、仮設の電源装置を運び込んで対応。
「影響はなかった」という。
学生や教職員が熱中症になるなどの被害は確認されていない。
同キャンパスの停電から約1時間45分後には、近くの鴛野、旦野原、宮崎などの4936世帯が数分間停電。
信号も一部消えた。
同大施設企画課は、「ほぼ同時刻に(学内で)電気を再び入れるための設備を操作していた。関連性が高いとみて調べている」と説明した。
授業の再開は、復旧のめどが決まり次第、メールやツイッターなどで学生に知らせる。
医学部などがある挾間キャンパス(由布市挾間町医大ケ丘)に影響はなく、12日も通常通り授業を実施する。
出典
『「ケーブル漏電が原因」 周辺5千世帯にも影響か 大分大停電』
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2019/07/12/JD0058266889
7月11日19時52分にFNN PRIME(テレビ大分)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前11時前、大分大学の旦野原キャンパスにある生協は灯りが消え、店内は暗くなっていた。
九州電力によると、11日午前9時過ぎに、大分市の旦野原や寒田地区などのおよそ5000世帯で停電が発生した。
九電によると、3分後に復旧したということだが、大分大学では午後6時現在も停電が続いている。
11日は授業が休講となったほか、生協やコンビニが営業を取りやめた。
大学によると、大学の停電は午前7時半ごろに発生し、敷地外から電力を引き込むためのケーブルが漏電したことが原因と見られるという。
また、大学が作業を行い、午前9時過ぎに電力を復旧させようとしたところ、周辺の地域の停電が発生したという。
大学の復旧の見込みは立っておらず、12日に授業を再開するかどうかについても未定だという。
出典
『大分大学で停電続く 復旧のめど立たず 大分・大分市』
https://www.fnn.jp/posts/1207TOS
7月12日15時30分に大分合同新聞からは、仮復旧したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大分大の大規模停電は、発生から約18時間後の12日午前1時20分に解消した。
不具合のあったケーブルの一部を取り換える仮復旧作業が完了した。
旦野原キャンパスは平常通り授業を再開した。
同大によると、九州電力の送電線から電気を引き込む高圧ケーブル(約600m)のうち、300mを取り換えた。
年度内をめどに、全てのケーブルを交換する本格工事をする予定。
同大の担当者は、「現段階で、停電による人的、物的な被害は確認されていない。根本的な原因はまだ分かっていないが、無事に復旧して良かった」と話した。
周辺の約5000世帯で起きた一時的な停電については、九州電力などと連携し、原因究明を進めている。
周辺住民には、自治会を通じて状況を説明する方針。
出典
『大分大の停電、18時間後解消 授業を再開』
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2019/07/12/123852235
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。