2019年7月10日21時43分にNHK福島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後3時ごろ、除染廃棄物を保管する飯舘村の仮置き場の作業員から、「仮置き場で、土のうと建設機械の間に同僚の作業員が挟まれた」と消防に通報があった。
作業員は69歳の男性で、消防が駆けつけたところ、すでに意識がない状態で、搬送先の病院でおよそ1時間半後に死亡した。
業務を発注した環境省によると、この仮置き場では、除染廃棄物を双葉町と大熊町にまたがる中間貯蔵施設に運び出す作業が完了し、10日朝から3人の作業員が、仮置き場をもとの状態に戻す作業を行っていた。
死亡した男性は、別の作業員が操縦するショベルカーと放射線を遮るための土を入れた土のうとの間に挟まれたという。
警察が事故の詳しい原因を調べている。
仮置き場で死亡事故が発生するのは初めてで、環境省は、「ただちに工事を中止し、早急に原因を究明したうえで再発防止を徹底し、作業の安全確保を図ります」とコメントしている。
出典
『除染廃棄物の仮置き場で死亡事故』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20190710/6050006131.html
7月11日8時35分に福島民友からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後3時15分ごろ、飯舘村の仮置き場で、除染で出た除去土壌を覆う遮蔽土壌入りのフレコンバッグの破砕作業をしていた田村市、建設業、男性(69)が、バックホーとフレコンバッグの間に挟まれた。
男性は胸などを強く打ち、間もなく死亡した。
警察によると、同僚の男性が運転するバックホーが旋回した際、バックホーの後部と積み重ねられたフレコンバッグの間に挟まれた。
現場には男性を含め、3人の作業員がいた。
警察は労災事故として原因を調べている。
環境省福島地方環境事務所によると、県内の仮置き場で死亡労災事故が起きたのは、富岡町で2016(平成28)年11月に発生した事故に続いて2件目。
出典
『飯舘・仮置き場で死亡労災事故 作業中の69歳男性が挟まれ死亡』
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20190711-395366.php
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。