本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年7月8日20時59分に朝日新聞デジタルから、7月9日20時15分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟市保健所は8日、同市中央区の飲食店「E茶屋駅南店」で7日夜、従業員が食器用洗剤を日本酒と間違えて提供し、これを飲むなどした客の男性2人が、口のただれやのどの痛みを訴える症状を発症した、と発表した。
男性2人は病院に運ばれたが、軽症のため入院はしなかったという。
同保健所は洗浄剤の誤飲による食中毒として、同店を食品衛生法に基づき、9日から3日間の営業停止処分とした。
被害にあったのは、団体客32人のうちの男性2人(67歳、64歳)。
黒色のおちょこに注いで、1人は少量を飲み、もう1人は口にふくんだところ、苦みを感じてはき出したという。
同保健所によると、6月下旬に従業員が日本酒の一升瓶に食器用洗剤を入れておいたところ、別の従業員が中身が洗剤と知らずに、日本酒を温める業務用の機械に入れ替え、温めてから2合瓶で提供したという。
客2人は酒のにおいがした、と話しており、機械に入れ替えた時に少量の酒と混ざった可能性があるという。
残りの酒を調べたところ、色は薄黄だった。
瓶に洗浄剤を入れた従業員は、「洗剤」と書いた紙を瓶の商品ラベルの上に貼ったというが、別の従業員は紙は貼っていなかったと話しているという。
この瓶は、注文されたものと同じ銘柄の一升瓶で、「洗剤」と書いた紙が剥がれていた。
出典URL
http://digital.asahi.com/articles/TKY201207080239.html?ref=comkiji_txt_end
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120709/crm12070920180024-n1.htm
(ブログ者コメント)
□白色のおちょこに注がれていれば、色が日本酒らしからぬ浅黄色になっていることに気付いたかもしれない。
一升瓶から直接、とっくりに注ぐ店であれば、洗剤臭とか粘調度の違いなどで気付いていたかもしれない。
そういった、本来ならそこで止まっていた可能性が高い場面を、いくつもすり抜けて起きた事故だ。
事故が起きる時とは、こんなものだろう。
□それにしても、この店の従業員、銘柄ラベルを破いておくらいの配慮は、欲しかった。
一方、どこに瓶を置いていたのかも疑問だ。まさか、沢山ある一升瓶と並べて置いていたということはないだろうが・・・。
□朝日の記事は最後に見つけたのだが、それまで、他の報道を読んで疑問に思っていた上記のようなことが、ほとんど朝日に書かれていた。
事故報道たるもの、常に、このくらい詳しく書いていただきたいものだ。
新潟市保健所は8日、同市中央区の飲食店「E茶屋駅南店」で7日夜、従業員が食器用洗剤を日本酒と間違えて提供し、これを飲むなどした客の男性2人が、口のただれやのどの痛みを訴える症状を発症した、と発表した。
男性2人は病院に運ばれたが、軽症のため入院はしなかったという。
同保健所は洗浄剤の誤飲による食中毒として、同店を食品衛生法に基づき、9日から3日間の営業停止処分とした。
被害にあったのは、団体客32人のうちの男性2人(67歳、64歳)。
黒色のおちょこに注いで、1人は少量を飲み、もう1人は口にふくんだところ、苦みを感じてはき出したという。
同保健所によると、6月下旬に従業員が日本酒の一升瓶に食器用洗剤を入れておいたところ、別の従業員が中身が洗剤と知らずに、日本酒を温める業務用の機械に入れ替え、温めてから2合瓶で提供したという。
客2人は酒のにおいがした、と話しており、機械に入れ替えた時に少量の酒と混ざった可能性があるという。
残りの酒を調べたところ、色は薄黄だった。
瓶に洗浄剤を入れた従業員は、「洗剤」と書いた紙を瓶の商品ラベルの上に貼ったというが、別の従業員は紙は貼っていなかったと話しているという。
この瓶は、注文されたものと同じ銘柄の一升瓶で、「洗剤」と書いた紙が剥がれていた。
出典URL
http://digital.asahi.com/articles/TKY201207080239.html?ref=comkiji_txt_end
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120709/crm12070920180024-n1.htm
(ブログ者コメント)
□白色のおちょこに注がれていれば、色が日本酒らしからぬ浅黄色になっていることに気付いたかもしれない。
一升瓶から直接、とっくりに注ぐ店であれば、洗剤臭とか粘調度の違いなどで気付いていたかもしれない。
そういった、本来ならそこで止まっていた可能性が高い場面を、いくつもすり抜けて起きた事故だ。
事故が起きる時とは、こんなものだろう。
□それにしても、この店の従業員、銘柄ラベルを破いておくらいの配慮は、欲しかった。
一方、どこに瓶を置いていたのかも疑問だ。まさか、沢山ある一升瓶と並べて置いていたということはないだろうが・・・。
□朝日の記事は最後に見つけたのだが、それまで、他の報道を読んで疑問に思っていた上記のようなことが、ほとんど朝日に書かれていた。
事故報道たるもの、常に、このくらい詳しく書いていただきたいものだ。
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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