本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年7月8日0時9分に朝日新聞から、同日0時41分に読売新聞から、9日11時16分に共同通信から、10日付で読売新聞と愛媛新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また同主旨の記事が2012年7月10日付の千葉日報紙面にも掲載されていた。
7日午後7時半ごろ、松山市馬木(うまき)町のコンクリート製造会社「Eコンクリート工業」から、「作業員数人が生き埋めになった」と119番通報があった。
工場内にある原料用の砂を保管する貯蔵施設の中に男性作業員4人が埋まり、約4時間後までに救出されたが、2人が死亡、2人は意識があるという。
死亡したのは、いずれも同社社員の男性2名(53歳、47歳)。
警察などによると、貯蔵施設は「骨材ヤード」と呼ばれる縦横6m、高さ約9mの箱状の構造。
施設の底にある排出口の機械が故障したため、8日に予定されている修理に備えて作業員6人が、この日午後5時ごろから、命綱を使わずに施設内に入り、スコップなどで、底から数mの高さまでたまっていた湿った砂を取り除いていた。
この際、壁沿いに約6mの高さで残っていた砂が崩れ、4人が埋まったという。
生存者2人は上半身が砂から出た状態だった。
9日、盛り上げた砂の崩落を防ぐ網を設置していなかったことが、警察への取材でわかった。
また、安全確保のための監視役が、事故時に立ち会っていなかったこと、過去にも貯蔵室内で体の一部が埋まる砂の崩壊が起きていた可能性があり、社が把握していたかは不明だが、着用を求める声が上がっていたということも判明した。
8日に部品を修理する予定だった機械修理業の男性(57)は、以前、今回のような砂を除去する作業の経験があるといい、通常は上部から縄ばしごを使い、スコップや足で側壁の砂を削り落としていくという。「砂場にあるような砂。危険性を考えて命綱を付けていた」と話した。
中災防では、こうした砂などの崩落の危険性がある施設で作業をする場合、命綱をつけることなどが望ましいと呼びかけている。
施設の総容量は400トンで、事故当時は砂が50トンほど入っていたという。
同社のホームページによると、生コン製造会社として1971年に設立。敷地内にはミキサー車に生コンを積み込むプラントのほか、セメントや砕石、砂などを貯蔵する施設がある。砂や砕石の貯蔵施設は、容積320m3のものなど7基ある。ベルトコンベヤーで上部から砂などを入れる構造という。
近所の住民らによると、午後7時半ごろから救急車や消防車が10台以上出動し、救助活動が始まり、辺りは騒然となった。近くに住む女性(66)によると、スコップなどを手にした救急隊員が、貯蔵施設の外の通路を上って「おーい、おーい」と大きな声で捜索していたという。女性は「身近でまさかこんなことが起きるなんて怖い」と話した。
現場は松山市郊外で、倉庫や工場が立ち並ぶ一角。JR予讃線の伊予和気駅から北に約800m。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0707/OSK201207070119.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120707-OYT1T00779.htm
http://www.47news.jp/CN/201207/CN2012070901001331.html
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news/20120709-OYT8T01190.htm
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20120710/news20120710977.html
(2013年3月20日 修正1 ;追記)
2013年3月19日2時3分にmsn産経ニュース愛媛から、3月18日17時49分に共同通信から、社長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午後7時半ごろ、松山市馬木(うまき)町のコンクリート製造会社「Eコンクリート工業」から、「作業員数人が生き埋めになった」と119番通報があった。
工場内にある原料用の砂を保管する貯蔵施設の中に男性作業員4人が埋まり、約4時間後までに救出されたが、2人が死亡、2人は意識があるという。
死亡したのは、いずれも同社社員の男性2名(53歳、47歳)。
警察などによると、貯蔵施設は「骨材ヤード」と呼ばれる縦横6m、高さ約9mの箱状の構造。
施設の底にある排出口の機械が故障したため、8日に予定されている修理に備えて作業員6人が、この日午後5時ごろから、命綱を使わずに施設内に入り、スコップなどで、底から数mの高さまでたまっていた湿った砂を取り除いていた。
この際、壁沿いに約6mの高さで残っていた砂が崩れ、4人が埋まったという。
生存者2人は上半身が砂から出た状態だった。
9日、盛り上げた砂の崩落を防ぐ網を設置していなかったことが、警察への取材でわかった。
また、安全確保のための監視役が、事故時に立ち会っていなかったこと、過去にも貯蔵室内で体の一部が埋まる砂の崩壊が起きていた可能性があり、社が把握していたかは不明だが、着用を求める声が上がっていたということも判明した。
8日に部品を修理する予定だった機械修理業の男性(57)は、以前、今回のような砂を除去する作業の経験があるといい、通常は上部から縄ばしごを使い、スコップや足で側壁の砂を削り落としていくという。「砂場にあるような砂。危険性を考えて命綱を付けていた」と話した。
中災防では、こうした砂などの崩落の危険性がある施設で作業をする場合、命綱をつけることなどが望ましいと呼びかけている。
施設の総容量は400トンで、事故当時は砂が50トンほど入っていたという。
同社のホームページによると、生コン製造会社として1971年に設立。敷地内にはミキサー車に生コンを積み込むプラントのほか、セメントや砕石、砂などを貯蔵する施設がある。砂や砕石の貯蔵施設は、容積320m3のものなど7基ある。ベルトコンベヤーで上部から砂などを入れる構造という。
近所の住民らによると、午後7時半ごろから救急車や消防車が10台以上出動し、救助活動が始まり、辺りは騒然となった。近くに住む女性(66)によると、スコップなどを手にした救急隊員が、貯蔵施設の外の通路を上って「おーい、おーい」と大きな声で捜索していたという。女性は「身近でまさかこんなことが起きるなんて怖い」と話した。
現場は松山市郊外で、倉庫や工場が立ち並ぶ一角。JR予讃線の伊予和気駅から北に約800m。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0707/OSK201207070119.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120707-OYT1T00779.htm
http://www.47news.jp/CN/201207/CN2012070901001331.html
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news/20120709-OYT8T01190.htm
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20120710/news20120710977.html
(2013年3月20日 修正1 ;追記)
2013年3月19日2時3分にmsn産経ニュース愛媛から、3月18日17時49分に共同通信から、社長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
松山西署は18日、業務上過失致死傷容疑で、同社の社長(61)と工場長(58)、現場責任者の3人を書類送検した。
容疑は、昨年7月7日、コンクリートの原料の砂を貯蔵する「骨材ヤード」の砂をかき出す作業の際、安全帯や砂の崩落を防ぐ防護網を使うよう指示するなどの安全管理や指導を怠ったとしている。
同署によると、当時骨材ヤード内には高さ約6mの砂が入っており、3人が事故を予見できたと判断した。
同署によると、社長と工場長は容疑を認め「責任がある」と話している。社長は工場長や従業員に安全管理を指示する立場にあった。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130319/ehm13031902040000-n1.htm
http://www.47news.jp/CN/201303/CN2013031801001759.html
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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。