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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2016511日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。(新情報に基づき、タイトルも修正しました)

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5902/

 

 

(2016年5月21日 修正1 ;追記)

 

20165131055分に読売新聞から、再発防止策に関する、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

諏訪大社下社(長野県下諏訪町)の御柱祭で、岡谷市、下諏訪町、諏訪市上諏訪地区の大総代でつくる下社三地区連絡会議は、14~16日の里曳きを安全に行うため、春宮と秋宮の境内に柱を建てる「建御柱」の際、柱に氏子が乗る時間をできるだけ短くすることを決めた。

 

直立した10数mの柱に長く乗り続けると体力を消耗するため、過去の祭りよりも30分ほど短縮し、1時間半程度にする。

上社本宮(諏訪市)で5日に行われた建御柱で起きた死亡事故を受けたもので、県警も加わった9日の安全対策会議で申し合わせた。

 

このほか、下社の春宮と秋宮で行われる建御柱では、柱に巻いた縄にフックを引っかけて転落を防ぐ安全帯と、体と柱を結ぶ胴綱の両方を付け、乗り手が二重の安全対策を確保することも再確認した。

 

建御柱の前には、これらがきちんと装着されているかどうかや乗り手の体調を曳行の責任者らがチェックするほか、建御柱の最中も、地上から安全を確認しながら祭事を進めるという。

 

出典

「建御柱」氏子が乗る時間短縮へ諏訪大社下社

http://www.yomiuri.co.jp/national/20160513-OYT1T50059.html

 

 

2016514754分にNHK長野から、命綱をかける場所を間違えていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

男性が上っていた付近では、命綱を掛けるために柱に巻かれたロープの一部が、固定してあったテープから外れていたことが、関係者への取材で分かった。

警察は、男性がこの部分に命綱を掛け、途中で外れたのではないかとみて、調べている。


今月5日、諏訪大社上社の本宮で、境内に建てられた高さ17mほどの御柱に上っていた諏訪市の41歳の氏子の男性が転落して死亡した。


命綱をかけるために柱に巻かれたロープには結び目が複数あり、結んだ際に出るロープの端の余った部分をテープで別のロープと固定していたが、男性がいた付近では余った部分のロープがテープから外れていたことが、関係者への取材で分かった。


関係者などによると、地元では事前に命綱をかける場所などについて安全指導をし、ロープの余った部分をテープで固定した場所はロープが外れるおそれがあるため命綱をかけないことになっていたという。


警察は、男性がこの部分に命綱をかけ、途中で外れたのではないかとみて、調べている。

出典

御柱転落死 命綱固定に問題か

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/1015292151.html?t=1463257271281

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

NHKの解説図によれば、水平に張られた綱の結び目から下方に2本の綱が伸びており、結び目から少し下で2本がテープで一つにまとめられている。

その2本のうちの1本が余ったロープ。

命綱は、結び目とテープの間の2本のロープの間にかけられていた模様。

 

 

 

(2016年6月13日 修正2 ;追記)

 

2016526日付で毎日新聞から、宮司が告発されたという、下記趣旨の記事が掲載されていた。

612日付で信濃毎日新聞からは、告発状が受理されたという、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

長野県・諏訪大社の「御柱祭」で、今年5月、氏子の男性(41)が転落死したのは、適切な安全措置を施さなかったためなどとして、弁護士2人が宮司に対する業務上過失致死容疑での告発状を長野県警諏訪署に提出し、受理された。

6年ごとに開かれる御柱祭では毎回のように死傷者が出ており、告発は、祭りの安全対策に疑問を投げかけるものだ。

 

告発したのは、茨城県の坂本弁護士と、東京都の箱山弁護士。

告発は5月13日付。

告発状では、宮司は、御柱祭で人の死傷の可能性が完全に除去されない限り、所有する土地を氏子らに使わせない、などの措置を講じ、死傷を防止する注意義務を負うと主張。
これを怠り、事故が起きたとしている。

 

祭りでは、1968年以降、74、80、86、92、2010年に死亡事故が起きている。

危険性が高く迫力のある祭りの様子が話題となり、集客や収益にはつながるが、生命を軽視し犠牲にすることが許されるものではない−−などとしている。

諏訪大社総務課は、「一切答えられない」としている。

 

御柱祭は、798年に始まったとされる。

氏子らがモミの大木を山から下ろし、境内の四隅に立てる。

氏子らを乗せた大木が急な坂を下る「木落とし」や、人が乗ったまま木を垂直に立てる「建て御柱」が人気を集める。

今年は、4月2日〜5月16日の間、12日間にわたって行われ、観光客ら約186万人が集まった。

 

出典

御柱祭 氏子転落死 弁護士が宮司への告発状提出

http://mainichi.jp/articles/20160526/mog/00m/040/006000c

『御柱祭の転落死 諏訪署が告発受理

http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20160612/KT160611FTI090006000.php

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

報道内容から考えるに、両弁護士はリスクゼロを求めているのかもしれない。

もしそうだとすれば、それは、どの世界であっても、無理な話だ。

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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