2020年11月2日19時8分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後6時すぎ、静岡市駿河区中野新田のレストラン「炭焼きレストランS静岡インター店」から火が出て、木造平屋建ての店舗1棟が全焼しました。
警察などによりますと、当時、店内には日曜日の夕食をとる客や空席を待つ客、それに従業員の、あわせておよそ100人がいたと見られるということですが、全員が逃げて、けが人はいませんでした。
店を運営する会社によりますと、調理室でハンバーグを焼くグリルの炭に誤って油をこぼしたところ、火が燃え上がり、ダクトの中に一気に燃え広がって屋根の部分に延焼したということです。
この油は、ダクトのフィルターに付着した油を集めたもので、捨てようとして運んでいたということで、手順に問題がなかったかを調べています。
今回火災があった店舗は改修が必要なため、しばらく休業するということです。
警察と消防は2日朝、現場で、出火場所とみられる調理室を重点的に調べました。
従業員が油をこぼしたことが火が出た原因とみて、当時の詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20201102/3030009068.html
11月2日12時0分にFNN PRIME(テレビ静岡)からは、従業員が避難誘導したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
人気ハンバーグレストラン「S」の静岡インター店で、1日夕方、店舗が全焼する火事がありました。
火は30分ほどで一旦は弱まりましたが、その後再び勢いが強まり、出火から4時間近く経ってから鎮火し、店舗1棟が全焼しました。
来店者;
「グリルに火が、結構大きめの火が立ち上がってたっていうのがありまして」
別の来店者;
「しばらくしたらバンってお店の電気も落ちちゃったので。ダクトから炎がガーって噴き上げてきて、だいぶ中は相当燃えてたんだろうと思います」
当時、店内には客と従業員あわせて約100人がいましたが、火事に気付いた従業員が避難誘導し、ケガ人はいませんでした。
https://www.fnn.jp/articles/-/102480
11月3日13時54分に読売新聞からは、年1回の避難訓練では複数に分けた客席ブロックごとに客を誘導していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
静岡南署の発表や運営会社「S」(袋井市)によると、出火当時は営業中で、食事中や待機中の客約80人と従業員約20人の約100人がいた。
調理場のハンバーグを焼くグリル台に誤って油を落として引火し、消火活動よりも早くダクト内に燃え広がり、屋根に延焼したという。
出火に気づいた従業員らが客を満席の店内から外へと迅速に誘導したことで、人的な被害を抑えた。
各店舗は年に1度、避難訓練を実施していた。
防火・防災マニュアルを周知させており、客席を複数のブロックに分け、火災の際は従業員がブロックごとに店外へ誘導することになっていた。
今回も、これらに沿って避難が行われたとみられる。
「S」は肉の味を重視したボリュームのあるハンバーグが人気。
静岡県外からも客が訪れる静岡県を代表するレストランチェーンであることから、火災はSNSでも大きな話題になった。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20201103-OYT1T50098/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。