2020年11月4日6時38分にNHK茨城から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前9時50分ごろ、土浦市上坂田のサイクリングロード「つくば霞ヶ浦りんりんロード」で、ツーリングをしていた自転車、合わせて9台が転倒する事故がありました。
この事故で、つくば市の会社役員遠藤さん(男性、55歳)が頭を強く打って脳内出血などの大けがをしたほか、60代と70代の男性3人が足の骨を折るなどの重傷を負いました。
このほか、男性4人が軽いけがをしたということです。
警察によりますと、けがをした人たちを含むツーリング仲間13人は、自転車で筑波山方面に向かっていたところ、先頭がスリップして転倒したことから、避けようとした後続も次々に転倒したということです。
警察によりますと、現場はほぼ直線の道路で、事故当時、路面は雨で湿っていたということです。
警察が詳しい事故の原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20201104/1070011204.html
11月4日0時46分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、自転車はロードバイクだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前10時ごろ、土浦市上坂田のサイクリングコース「つくば霞ヶ浦りんりんロード」をツーリング仲間の13人がロードバイクで走っていた際、1台がスリップして転倒し、避けようとブレーキをかけた後続の自転車8台も相次いで転倒した。
この事故で、55歳から73歳までの男性4人が、脳内出血や骨盤や大腿骨の骨折などの重傷で、男性4人が軽傷。
当時、雨が断続的に降っており、路面が湿っていたという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe7d19b77c7d4c948198c1a5d70c2194758c6187
11月5日10時14分に読売新聞からは、コースを走った知事がカラー舗装している道は滑りやすいと指摘していたなど、下記趣旨の記事が、青い矢印状のカラー舗装や新規注意看板の写真付きでネット配信されていた。
県土浦土木事務所は4日、コースの約10か所にスリップに注意するよう呼びかける看板を設置した。
事故現場は通行止めとし、自転車利用者には当面、脇道の車道を利用してもらう。
県は「りんりんロード」に県内外の自転車愛好家を呼び寄せ、観光客増加などにつなげたい考えだ。
10月5日には大井川知事がコースを走り、「カラー舗装している道は滑りやすい」と改善点を挙げていた。
看板では、ぬれた路面が滑りやすいことを知らせている。
同事務所は、「カラー舗装は何種類もあり、カラー舗装でない道でも滑りやすい可能性がある」として、4日から実走による緊急点検を始めた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20201105-OYT1T50105/
11月7日18時40分に読売新聞からは、カラー舗装コールタールに付着した物質がぬめりとなっていた、知事の指摘で対応検討中だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場の路面舗装は、10月に実走した大井川知事が「カラー舗装している道は滑りやすい」と改善を求めた地点と同じ整備手法だったことが、県土浦土木事務所への取材でわかった。
アスファルト舗装した路面にコールタールを乗せる手法だという。
同事務所は、コールタールに付着した物質がぬめりとなり、転倒の原因になった可能性があるとみている。
事故現場と知事が改善を求めた地点を含む1・5キロ区間で同じ手法が用いられていたといい、この区間で5日、ぬめりを高圧洗浄で除去する作業を始めた。
同事務所は実走した知事の指摘を受け、県庁と対応を協議。
舗装を剥がして打ち直すか、高圧洗浄でぬめりを除去するか話し合っていたところ、事故が起きたという。
11月6日21時7分に産経新聞からは、知事は現地視察時に同じ場所で転倒していた、その後、雨で滑りやすい場所の半分まで補修を終えているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
つくば霞ケ浦りんりんロードは筑波山方面につながる旧筑波鉄道の廃線跡を活用し、平成3年に茨城県が整備を開始。
28年には霞ケ浦をぐるりと囲む全長180キロの大規模なコースが完成し、昨年11月、ナショナルサイクルルートに認定された。
知名度も高まり、昨年度の利用者は約9万3千人と、前年度(約8万1千人)を大きく上回った。
コースはほぼ平坦(へいたん)で、沿線市町の各所にレンタサイクルが用意されており、初心者でも楽しみやすいのが魅力の一つだ。
加えて、ナショナルサイクルルートの中で唯一、東京圏に近接しているメリットもある。
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大井川和彦知事も先月5日、自転車で現地視察した際、同じ場所で転倒していた。
今月6日の定例会見では、「早急に対策が必要。年度内に舗装などの改修を行いたい」と述べた。
茨城県はすでにコケが生えて経年劣化した箇所やカラー舗装の部分など雨で滑りやすい路面約40キロのうち、約20キロの改修を終えている。
https://www.sankei.com/life/news/201106/lif2011060054-n1.html
10月29日9時12分に毎日新聞からは、知事が転倒した日も断続的に小雨が降っていたなど下記趣旨の記事が、知事らが自転車にまたがっている写真付きでネット配信されていた。
自転車愛好家を国内外から呼び込むには――。
「サイクリング王国いばらき」を目指し、茨城県がアピールに本腰を入れている。
大井川和彦知事や県議らが実際に銀輪を走らせてサイクリングコースを視察。
自転車が趣味の記者も同行した。
・・・
土浦市の「りんりんポート土浦」を出発地に、折り返し地点で離脱する知事を除けば、往復66キロを約6時間かけて視察する日程だ。
筑波鉄道筑波線の廃線跡を整備したりんりんロード沿線には桜の木が植えられ、未明から断続的に降り続く小雨が彼岸花をぬらしていた。
スタートから25分、先頭を走っていた大井川知事がぬれた地面に滑って転倒するハプニングがあった。
「選挙では転ばないようにしないと」とのジョークに県議からは苦笑も漏れた。
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https://mainichi.jp/articles/20201029/k00/00m/040/020000c
(ブログ者コメント)
〇知事も「同じ場所で転倒」していたという報道があった。
一方、雨で滑りやすい場所40kmのうち20kmまで対応スミという報道もある。
同じ場所で知事が転倒していたとすれば、最優先で対応していたはず。
とすれば、今回の事故は起こらなかった。
他の記事とも併せ考えれば、「同じ工法で施工した場所で転倒」ということかもしれない。
〇皆さん、ヘルメットを被っていたと思うのだが、それでも脳内出血した人がいるという。
ヘルメットでは防ぎきれないほどの衝撃を受けた?
それとも、規格品でないヘルメットを被っていた?
その辺に言及した記事がないか、この記事を掲載する直前にも探してみたが、見つからなかった。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。