2013年9月11日付で信濃毎日新聞から、9月10日21時6分にNHK長野から、また9月11日付で毎日新聞長野版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後1時20分ごろ、松本市の松本蟻ケ崎高校化学実験室で実験中に化学薬品が引火し、同校3年の女子生徒(17)が顔に軽いやけどを負い、市内の病院に運ばれた。
警察が原因を調べている。
同校によると、実験は、エタノールが入った試験管に粒状のナトリウムを入れて混ぜ、マッチの火で水素ガスの発生を調べる内容。
やけどした生徒は、試験管を持ち、中に残った実験済みの化学薬品を回収用のポリタンクに入れようとした際に、引火したとみられる。火はすぐに消え、燃え広がらなかった。
容器内に水が入っていて、廃液に残っていたナトリウムと反応した可能性があるという。
実験室には、化学を選択した生徒約40人と化学担当と実習担当の教員計2人がおり、生徒は4~5人のグループで実験していた。
ナトリウムは水と反応しやすいため、教員は実験前、水に近づけないことや実験後は薬品をすぐに捨てるなどの注意事項を伝えていたという。
同日夕に開いた記者会見で同校の伊藤校長は「安全であるはずの学校で事故が起き、生徒には気の毒な思いをさせてしまい申し訳ない」と陳謝し、実験の安全性について点検する意向を示した。
出典URL
http://www.shinmai.co.jp/news/20130911/KT130910FTI090032000.php
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagano/1014431591.html?t=1378846835054
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20130911ddlk20040029000c.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
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