2020年10月22日22時20分に神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午後2時半ごろ、川崎市麻生区の市立虹ケ丘小学校で、「理科実験中にアンモニア臭気を吸い込み、11人が喉の痛みを訴えている」と教員から119番通報があった。
市教育委員会によると、児童12人が病院に救急搬送され、うち5人が入院した。
いずれも軽症で、命に別条はないという。
市教委によると、6年の1学級(児童18人)が理科の授業中、理科室でビーカーに入れたアンモニア水や食塩水、水などに付けたリトマス試験紙の変化を調べる実験をしていた。
児童2人が体調不良を訴え、その後、複数の児童も喉の痛みや吐き気などを訴えた。
https://www.kanaloco.jp/news/social/case/article-277070.html
10月22日18時0分にNHK神奈川からは、換気のため窓は開けていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
学校は「子どもたちはアンモニアのような臭いの気体を吸い込んだ」と説明しているということですが、消防隊が駆けつけた時にはガス検知器に反応はなかったということです。
実験中は窓を開けて換気していたということで、学校などが当時の詳しい状況を調べることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20201022/1050011915.html アカスミ
10月23日21時50分に神奈川新聞からは、アンモニア試薬を希釈しないで使っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市教育委員会は23日、アンモニアの試薬を希釈して使用しなかったことが原因と明らかにした。
入院した児童5人はいずれも退院したという。
市教委によると、実験でアンモニア試薬を使用する際、本来は希釈するところ、誤って市販の濃度のまま使ったという。
教諭2人が指導していたが、ともに気付かなかったとみられる。
事故は22日午後に発生。
児童は「水溶液のなかま分け」の実験で、水、食塩水、アンモニア水などの水溶液をビーカーに取り分け、リトマス試験紙で性質を分ける実験をしていた。
市教委は「研修を実施するなど再発防止に取り組んでいきたい」とコメントした。
https://www.kanaloco.jp/news/social/case/article-278463.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。