本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年10月3日付の毎日新聞愛媛版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
松山市菅沢町の産廃処理会社「レッグ」が運営する産業廃棄物管理型最終処分場について、処分場の底に敷いてあるゴム製の遮水シートの一部が破損している可能性があることが2日、分かった。
市役所で同日開かれた市廃棄物処理施設審議会の第2回会合で報告された。
環境基準値以上の水銀などは確認されていないが、市廃棄物対策課は「早急に本格的な調査をして現状を確認したい」としている。
同市が今夏行った緊急調査で電気探査した結果、処分場の一部で電気が通りやすくなっており、シートが破損している可能性があるという。
汚水が外部に漏れている恐れがあるため、市は今後、ボーリングや掘削などでシートの破損状況や位置を特定し、廃棄物の種類などを確認する。
さらに、建設当時から問題がなかったか確認するため、処分場の設置許可を出した経緯を調べ、県に協力を求める。
また、市は来年3月末までに、今後の処分場の対策費用の一部を国が負担する、産廃特措法の適用を申請する方針を明らかにした。
同処分場の対策や再発防止策、費用などを盛り込んだ実施計画を環境相に提出。認定されれば国が費用の45%を負担する。
出典URL
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20121003ddlk38010656000c.html
2012年11月16日20時31分にNHK松山から、11月18日付で朝日新聞愛媛全県版(聞蔵)から、遮水シートが破れていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市の調査結果、処分場の底に敷かれている遮水シートが破れていたことが原因と確認され、市は、年内にも周辺住民への説明会を開くことを決めた。
この問題は、松山市菅沢町の産業廃棄物処理業者「レッグ」の処分場で容量を超えるゴミが埋め立てられているほか、汚水が漏れ出している可能性が指摘されていたもの。
汚水には、法律の基準は下回るものの、微量のヒ素や水銀などが含まれ、去年6月、処分場近くの農業用の用水路から検出され、市が10月上旬から本格的な調査をしていた。
調査で、処分場内の地下約13mから塩水を流したところ、下流の農業用水路に塩水が漏れ出してきたことから、処分場の底に敷かれているシートが破れていることがわかり、汚水は処分場から流れ出たものと確認されたという。
昨年5月から流出が確認されていた灰濁水も、シートの破損が原因と断定。基準値を超える有害物質は、検出されていないという。
処分場の地下を流れる水路破損やヒビ割れも確認しており、市は引き続き、用水路の水質検査を行い、水質に問題がないかどうか確認するとともに、処分場の付近の住民に対して年内にも説明会を開き、調査の状況などを説明することにしている。
また、破損個所を特定し、年内をめどに同社に措置命令を出す方針。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8003543831.html
松山市菅沢町の産廃処理会社「レッグ」が運営する産業廃棄物管理型最終処分場について、処分場の底に敷いてあるゴム製の遮水シートの一部が破損している可能性があることが2日、分かった。
市役所で同日開かれた市廃棄物処理施設審議会の第2回会合で報告された。
環境基準値以上の水銀などは確認されていないが、市廃棄物対策課は「早急に本格的な調査をして現状を確認したい」としている。
同市が今夏行った緊急調査で電気探査した結果、処分場の一部で電気が通りやすくなっており、シートが破損している可能性があるという。
汚水が外部に漏れている恐れがあるため、市は今後、ボーリングや掘削などでシートの破損状況や位置を特定し、廃棄物の種類などを確認する。
さらに、建設当時から問題がなかったか確認するため、処分場の設置許可を出した経緯を調べ、県に協力を求める。
また、市は来年3月末までに、今後の処分場の対策費用の一部を国が負担する、産廃特措法の適用を申請する方針を明らかにした。
同処分場の対策や再発防止策、費用などを盛り込んだ実施計画を環境相に提出。認定されれば国が費用の45%を負担する。
出典URL
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20121003ddlk38010656000c.html
2012年11月16日20時31分にNHK松山から、11月18日付で朝日新聞愛媛全県版(聞蔵)から、遮水シートが破れていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市の調査結果、処分場の底に敷かれている遮水シートが破れていたことが原因と確認され、市は、年内にも周辺住民への説明会を開くことを決めた。
この問題は、松山市菅沢町の産業廃棄物処理業者「レッグ」の処分場で容量を超えるゴミが埋め立てられているほか、汚水が漏れ出している可能性が指摘されていたもの。
汚水には、法律の基準は下回るものの、微量のヒ素や水銀などが含まれ、去年6月、処分場近くの農業用の用水路から検出され、市が10月上旬から本格的な調査をしていた。
調査で、処分場内の地下約13mから塩水を流したところ、下流の農業用水路に塩水が漏れ出してきたことから、処分場の底に敷かれているシートが破れていることがわかり、汚水は処分場から流れ出たものと確認されたという。
昨年5月から流出が確認されていた灰濁水も、シートの破損が原因と断定。基準値を超える有害物質は、検出されていないという。
処分場の地下を流れる水路破損やヒビ割れも確認しており、市は引き続き、用水路の水質検査を行い、水質に問題がないかどうか確認するとともに、処分場の付近の住民に対して年内にも説明会を開き、調査の状況などを説明することにしている。
また、破損個所を特定し、年内をめどに同社に措置命令を出す方針。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8003543831.html
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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