2015年12月19日19時33分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
千葉県船橋市のスクラップ業者の敷地で鉄くずなどの山が燃えた火災は、発生から30時間あまりたってほぼ消し止められ、警察と消防は、完全に鎮火するのを待って現場検証を行い、詳しい原因を調べることにしている。
この火災で、消防隊員1人が消火活動中に、かかとの骨を折る大けがをした。
船橋市潮見町にあるスクラップ業者の敷地では、18日の朝、野積みされていた高さ4mほどの鉄くずやアルミなどの廃棄物の山から火が出た。
警察などによると、敷地にあるおよそ2万5000トンの廃棄物のうち、およそ3500トンが積み上げられた山から火が出たという。
18日夜から19日朝にかけて一時、激しく燃え上がって大量の煙が上がり、千葉県内や東京都内の各地で住民から「煙のにおいがする」とか「煙が目に入った」といった消防や自治体への通報が相次いだ。
また、市川市や市原市など一部の地域では、18日夜にかけて大気汚染物質のPM2.5が一時的に高い濃度で観測された。
鉄くずなどの内部に熱がこもって高温になったことから消火作業は難航したが、重機を使って鉄くずの山を崩しながら放水を続けた結果、およそ32時間後の午後0時40分すぎ、ほぼ消し止められた。
消防によると、消火活動中に消防隊員の58歳の男性がはしごから地面に下りた際、左足のかかとの骨を折る大けがをしたという。
警察と消防は、完全に鎮火するのを待って現場検証を行い、詳しい原因を調べることにしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1086909861.html?t=1450555726373
以下は、関連報道。
(2015年12月18日12時41分 朝日新聞)
スクラップ置き場で火災 千葉・船橋
http://www.asahi.com/articles/ASHDL2R79HDLUDCB006.html
(2015年12月18日13時19分 読売新聞)
船橋の産廃置き場から出火、消防車13台出動
http://www.yomiuri.co.jp/national/20151218-OYT1T50045.html
(2015年12月18日20時31分 NHK千葉)
船橋のスクラップ工場火災続く
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1086909541.html?t=1450471471090
(2015年12月19日11時37分 NHK首都圏NEWS WEB)
船橋の火災 都内などでも影響
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20151219/4451731.html
(ブログ者コメント)
ブログ者は当日の15時ごろ、東関東自動車道の四街道付近を走っていたが、その際、火事のような煙が見えると同乗者が言っていた。
おそらくは、この火災の煙だったのだろう。
直線距離で15~20kmは離れているのに煙が見えた・・・それほど大きな火災だった。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。