2016年11月8日20時46分にNHK熊本から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月8日20時26分に熊本県民テレビ(NNNニュース)から、11月9日付で毎日新聞熊本版と朝日新聞熊本全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後4時40分ごろ、熊本市中央区中央街のビルの解体現場で、突然、2階の壁の一部が外側に崩れた。
警察によると、現場で作業をしていた19歳の男性が巻き込まれて転落し、上半身が崩れ落ちた壁の下敷きになり、あごの骨を折る大けがをした。
当時、現場では3人の作業員が大型の重機を使ってビルを取り壊す作業を行っていて、2階の壁を解体中だった。
けがをした男性は、ビルの周りに組み上げた足場の3階部分でショベルカーを誘導していたという。
ビルは5階建ての鉄筋コンクリートで、一連の熊本地震で半壊となっていたという。
現場は熊本市中心部の飲食店などが建ち並ぶ人通りの多い場所で、崩れた足場が道路を塞いだため、周辺では交通規制が行われた。
警察は、ほかの作業員から話を聞くなどして、当時の状況を詳しく調べている。
出典
『解体中のビル壁崩れ1人大けが』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5004236512.html?t=1478638655639
『解体現場で壁が崩れ男性が下敷きになりけが (熊本県)』
http://www.jrt.co.jp/nnn/news8686190.html
『重傷 男性作業員、地震で解体中ビルで』
http://mainichi.jp/articles/20161109/ddl/k43/040/314000c
(2016年11月18日 修正1 ;追記)
2016年11月9日付の熊本日日新聞紙面には、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
ビルは10月中旬ごろ、上階から解体を始め、3階までの解体を終了していた。
同日はパワーショベルを2階に乗せ、男性ら3人が作業していた。
何らかの弾みで外壁が男性側に崩れ、足場などを巻き込み落下したという。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。