2016年11月11日10時0分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月11日付の千葉日報紙面にも、同趣旨の記事が掲載されていた。
10日午前11時45分ごろ、千葉県富津市のアパート建設現場で、2トントラックの荷台に積まれた「U字溝」と呼ばれる資材を下ろす作業中、U字溝に乗っていた同県市川市の作業員の男性(47歳)がバランスを崩し、高さ約1.2mの荷台から路上に転落。
その弾みで荷台のU字溝が崩れて頭を直撃、搬送先の病院で死亡が確認された。
警察によると、男性は即死とみられる。
荷台にはU字溝が計7本積まれており、パワーショベルに乗った別の男性作業員と2人で作業をしていた。
男性はU字溝を運ぶため、ワイヤの取り付けを担当していた。
U字溝はコンクリート製で、長さは2m、幅36cm、重さは約320kgだった。
出典
『頭にU字溝落下 建設作業員が死亡』
http://www.sankei.com/affairs/news/161111/afr1611110008-n1.html
(2017年3月15日 修正1 ;追記)
2017年3月11日付の千葉日報紙面に、クレーン機能のないショベルカーを使わせていたという、下記趣旨の記事が掲載されていた。 (新情報に基づき、タイトルも修正した)
木更津労基署は10日、作業員にクレーン機能のないパワーショベルでコンクリート製のU字溝を吊り上げさせたなどとして、労安法違反の疑いで、作業を指示した袖ヶ浦市の建設業男性(57)を書類送検した。
容疑は昨年11月10日、同現場で派遣労働者の男性に2トントラックの荷台からU字溝を下ろす作業をさせる際、掘削用のパワーショベルでU字溝を吊り上げさせた疑い。
同署によると、建設業男性は個人事業主で、現場にはクレーン機能のないパワーショベルしかないことを知りながら、作業を指示。
「自分が指示した。問題があった」と話しているという。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。