2016年11月11日13時29分に時事ドットコムから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本航空は、11日、鹿児島発羽田行きの646便(ボーイング767-300型機)の女性客室乗務員(49)が、10日、離陸直後の上昇中に転倒し、骨盤を骨折したと発表した。
乗客らにけがはなかった。
国土交通省は航空事故に認定し、運輸安全委員会は航空事故調査官を派遣した。
同省などによると、646便は乗員乗客129人が搭乗し、10日午後1時15分ごろ離陸。
約10分後のシートベルト着用サインが点灯中、乗客の男性が抱いていた幼児を隣の席に移した。
乗務員が男性を注意するため立ち上がろうとした際に機体が揺れ、床に転倒したという。
出典
『日航客室乗務員が骨折=上昇中揺れで転倒-国交省』
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016111100462&g=soc
11月11日14時39分にNHK NEWS WEBからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
当時、シートベルトの着用サインがついていたが、乗客の幼い子どもが安全に座れているか確認するため、この客室乗務員がシートベルトを外して身を乗り出した際、機体が揺れたという。
日本航空の規定では、着用サインがついていても、乗客の安全確保などの際には、客室乗務員は席を離れることができるという。
当時、鹿児島空港周辺は小雨が降り、気流の乱れにより機体が揺れることが予想されていたという。
出典
『日本航空機 上昇中に大きく揺れ客室乗務員大けが』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161111/k10010765271000.html
11月12日0時0分に日本経済新聞からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本航空は、10日の鹿児島発羽田行き646便で、鹿児島空港を離陸直後の上昇中に機体が揺れ、女性客室乗務員(49)が腰の骨を折るけがをしたと、11日に発表した。
他の乗員・乗客にけがはなく、機体に異変も見られなかった。
日航によると当時、鹿児島上空は悪天候だったという。
運輸安全委員会は航空事故と認定し、調査官を羽田空港に派遣した。
同社によると、10日午後1時23分ごろ、シートベルト装着のサインが点灯している最中に父親のひざの上に座っていた幼児が立とうとしているのを客室乗務員が発見。
自席のベルトを外して身を乗り出そうとした際に機体が大きく揺れ、床に転んだという。
646便は、同日午後2時30分すぎに、当初予定時刻通りに羽田空港に到着。
乗務員はそのまま勤務を続けたが、腰に痛みを感じ、病院で診察を受け、骨折が判明した。
出典
『上昇中の日航機で揺れ 鹿児島空港離陸直後、客室乗務員けが』
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG11HA5_R11C16A1CC1000/
11月11日16時13分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
客席にいた幼児が席を移動しかけたため、客室乗務員は注意しようとシートベルトを外して身を乗り出していた。
出典
『日航 離陸上昇中に揺れ、乗務員骨折』
http://mainichi.jp/articles/20161111/k00/00e/040/302000c
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。