2017年11月22日18時23分にNHK奈良から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日正午ごろ、奈良市中筋町(なかすじちょう)の建物の解体現場で、「作業員たちが下敷きになった」と別の作業員から消防に通報があった。
消防が駆けつけ、がれきの中から作業員など3人を救助したが、このうち69歳の作業員の男性が胸の骨を折る大けがをしたほか、74歳の解体業の男性と59歳の作業員の男性も肩や足を強く打つけがをして病院で手当を受けた。
警察の調べによると、3人は鉄筋コンクリート造り2階建ての建物の天井の上に立って解体作業を行っていたが、天井が突然崩れて2階の床に転落し、さらに崩れてきたがれきの下敷きになったという。
警察は、天井が崩れた原因や現場で安全対策が十分に取られていたかを調べるとともに、3人の回復を待って事故が起きた時の詳しい状況を聞くことにしている。
出典
『解体現場で天井崩落 3人重軽傷』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/2055944421.html
11月22日18時56分にYAHOOニュース(奈良テレビ)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月23日付で朝日新聞奈良版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
奈良市内できょう正午すぎ、解体していた建物が倒れて作業員3人が下敷きになる事故があった。
事故があったのは、奈良市中筋町の宗教法人施設の解体工事現場。
警察によると、きょう正午過ぎ、男性作業員3人が建物2階の天井部分に乗って、ハンマーや削岩機を使って梁(長さ約4m)を叩いて解体する作業をしていたところ、突然梁が抜けて建物が崩れ、3人は2階部分に落下。
崩れてきた天井や壁などに巻き込まれ下敷きになったという。
3人は肋骨の骨折や肩の打撲などけがをしたが、いずれも命に別条はないという。
警察は、当時の状況や事故の原因を詳しく調べている。
出典
『建物が倒れ…作業員3人下敷きに/奈良』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171122-00010002-tvnv-l29
(2017年12月31日 修正1 ;追記)
2017年11月23日付の奈良新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
3人が2階の天井部分に乗って鉄骨の梁(約4m)をハンマーでたたいていた時、梁の片側が抜け、事故になったらしい。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。