2016年8月23日18時15分に時事ドットコムから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前10時半ごろ、神戸市灘区にあるM乳業神戸工場で、作業員の男性(58)が作業中に機械に体を挟まれた。
男性は病院に搬送されたが、腹部を強く圧迫されるなどしたため、間もなく死亡した。
警察が事故原因を調べている。
警察によると、男性は事故当時、紅茶をプラスチックカップに入れる作業に従事していた。
本来は全て機械がやるが、何らかのトラブルで緊急停止したため、男性が一部を手作業で行っていた。
しかし、急に機械が動きだし、体を挟まれたとみられる。
会社の話 痛ましい事故が発生してしまったことを厳粛に受け止め、安全管理の徹底と再発防止に努める。
出典
『機械に挟まれ作業員死亡=M乳業工場で事故-神戸』
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016082300680&g=soc
(2017年3月26日 修正2 ;追記)
2017年3月24日16時20分に時事通信から、機械を停止せず作業させていた上司が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月24日12時32分に神戸新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
兵庫労働局は24日、労安法違反の疑いで、法人としての同社(東京都港区)と同工場のアシスタントマネジャーの男性(40)を書類送検した。
送検容疑は昨年8月23日、同工場内で発生した機械の不具合を解消する作業の際、機械の運転を停止せずに行わせ、危険防止措置を怠った疑い。
男性作業員は腹部を挟まれ、死亡した。
同局によると、当時、飲料をカップに入れる機械が不具合で停止したため、男性作業員は機械の間に入り、手作業でカップを供給していたという。
しかし、動力電源が切られておらず、機械は運転待機中の状態だったため急に動きだし、体を挟まれたという。
アシスタントマネジャーは直属の上司で、死亡した男性らは目の前で作業をしていたという。
アシスタントマネジャーは、機械を停止させなかったことについて、「修理方法を考えていて、気が回らなかった」と話しているという。
M乳業の話 厳粛に受け止め、全社を挙げて安全管理の徹底と再発防止に改めて取り組む。
出典
『M乳業を書類送検=機械に挟まれ死亡-兵庫労働局』
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017032400982&g=soc
『労災死亡事故でM乳業を書類送検』
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201703/0010030102.shtml
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。