2016年8月23日10時45分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月24日3時00分に朝日新聞から、8月23日20時10分に佐賀テレビからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
佐賀市で7月31日にあった佐賀トライアスロン大会の準備で、会場となった小学校の50mプールへの注水が約15時間続き、大量の水があふれていたことが、22日、分かった。
あふれた量は確認できていない。
市教育委員会は、大会実行委員会との双方に落ち度があったとして、実行委側への水道料金の請求はしない方針。
市教委などによると、実行委は、大会前日までに水を水深1.5mまでためておくことを学校に要請していたが、実行委が30日に確認すると、授業で使った水深1.0mのままだった。
学校側が忘れていたという。
実行委は、学校の担当職員が学校に来ることができなかったため、電話で説明を受けながら30日午後3時ごろから注水を始めた。
その際、担当職員から「半分だけバルブを開けて」と伝えられていたが、全開にしたままプールを離れた。
翌8月1日、佐賀東部水道企業団から学校に「東与賀地区の水が大量に使われている」と連絡があり、学校が実行委に確認して流出が発覚した
当該小学校への水供給を請け負う佐賀東部水道企業団によると、この間の注水量は1時間当たり約150トンとみられ、計約2000トン(約50万円)になると推定される。
このうち、大部分はあふれ出た可能性がある。
企業団に「水道が使えなくなった」などの苦情は届いていないが、「水が出にくい状況があったかもしれない」としている。
実行委の山口委員長は、「バルブの調整の仕方がわからず、そのままにしてしまった。水があふれ出たことは、プールの鍵を返しに行く1日に伝えようと思っていた」と説明。
「今後は、借用願を書くときから、プールの水をためておくよう伝えたい」と話す。
校長は、「事前の打ち合わせが十分にできていなかった」としている。
市教委学事課の課長は、「施設の管理をきちっとするよう各学校に周知する」と話している。
出典
『佐賀のプール バルブ開放15時間 「責任」も水に?』
http://mainichi.jp/articles/20160823/k00/00e/040/119000c
『佐賀)プール注水15時間、あふれた費用50万円か』
http://digital.asahi.com/articles/ASJ8R53DKJ8RTTHB00K.html?rm=474
『東与賀小プールで水あふれる』
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。