2017年1月19日21時31分にNHK首都圏NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月20日0字11分に共同通信から、1月19日23時59分に読売新聞から、1月20日13時7分にNHK首都圏NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後5時半すぎ、栃木市藤岡町の渡良瀬遊水地の第一貯水池で50代と20代の男性2人が浮いているのを遊水池を管理する国交省利根川上流河川事務所の職員が見つけ、消防に通報した。
2人は消防に引き上げられ、病院に搬送されたが、死亡した。
警察が死因などを調べている。
警察によると、2人は埼玉県川口市にある計測会社(本社・東京)の社員で、国交省から委託を受けて、19日午前10時半からボートに乗って貯水池に設置された水質を測定する装置の点検などをしていたという。
会社の同僚が2人と連絡が取れないことを不審に思い、同事務所へ連絡した。
2人はいずれもライフジャケットを身につけていて、近くで2人が乗っていたとみられる長さ4mのボートが無人の状態で見つかったという。
ボートは転覆していなかった。
警察は、2人が作業中に誤ってボートから転落した可能性があるとみて、詳しい状況を調べている。
貯水池の水深は約1mで、同日昼ごろの水温は4~5℃だった。
出典
『渡良瀬遊水地で2人が心肺停止』
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20170119/3185352.html
『渡良瀬遊水地で2人死亡 栃木、機械点検中に事故か』
https://this.kiji.is/194831805770956807?c=39546741839462401
『渡良瀬遊水地で水質調査機器点検、男性2人死亡』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170119-OYT1T50145.html?from=ycont_top_txt
『渡良瀬遊水地2人死亡で検証』
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20170120/3194301.html
1月22日付で朝日新聞栃木全県版(聞蔵)からは、死因に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
栃木署は、21日、55歳の男性は溺れたことによる窒息死、25歳の男性は水死とみられると発表した。
(ブログ者コメント)
ライフジャケット着用者が水深1mの池で2名とも水死。
水が冷たくて・・ということだったのだろうか?
それとも、水に落ちてパニックになって・・・ということだったのだろうか?
(2017年2月19日 修正1 ;追記)
2017年1月21日付の下野新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
近くに着岸した状態で見つかったボートに転覆した跡がないことが、20日、警察への取材で分かった。
警察などによると、Tさん(55)は岸から約15m沖に浮き、Eさん(25)は救命胴衣を着け、岸に流れ着いた状態で発見された。
周辺の水深は、深くて約1m。
2人に外傷はなく、もう一つの救命胴衣は岸の上で見つかったという。
また、貯水池の監視カメラには、19日午後5時ごろ、岸にいるTさんとみられる人影が写っていたという。
Tさんは、その後、何らかの原因で転落したとみられる。
水質自動監視装置は、高さ5.5m、直径2.4m。
100mほど沖に浮いた状態で湖底にワイヤで固定。
点検作業は2人以上で、装置内に入るなどして行うという。
1月は水質改善のため、池の水位を下げる「干し上げ」に伴い、装置から水中に沈めたセンサーの引き上げ作業を行うことになっていた。
水温は19日昼、4~5℃程度だったという。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。