2014年1月5日22時33分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前3時40分ごろ、神戸市兵庫区西橘通2の風俗店「ていくぷらいど学園」で爆発があり、火が建物に燃え移った。
警察などによると、20~40代の男性店員4人がやけどを負い、うち男性2人が重傷。いずれも意識はあるという。女性店員(20)も煙を吸い病院に運ばれたが、けがはなかった。
警察によると、店舗のあるビルは地上6階、地下1階建て。火は地下1階と地上1階の約40m2を焼き、約2時間後に消し止められた。
当時は閉店後で、男性店員2人が地下で使用済みの部屋用消臭スプレーのガスを抜く作業中、喫煙のためライターの火を付けたという。
現場はJR神戸駅の北西約700mで、福原柳筋に近い歓楽街の一角。
ビルの周辺には、爆発で飛び散ったガラス片が散乱。近くのバーの男性店主(33)は「ドーンという大きな音がして店が揺れた。車が衝突したのかと思って飛び出したら、ガス臭かった」と興奮した様子。
約50m東の自宅にいた男性(56)は「2階から見ると煙が上がり、『熱い、熱い』と叫ぶ男性の声が聞こえた」と話した。
また、消防車の音を聞き駆け付けた男性(30)は「下着姿の男性が毛布をかぶって店から出てきた。右脚にやけどをしているように見えた」と話した。
出典URL
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201401/0006615595.shtml
また、2014年1月6日6時58分に神戸新聞から、下記趣旨の関連記事がネット配信されていた。
神戸市兵庫区の風俗店で5日未明に起きた火災は、使用済み消臭スプレーのガス抜き中、ライターの火が引火したことが原因とみられる。
神戸市消防局は「安全に扱わなければ、静電気程度でも引火する」と危険性を指摘し、適切な処分を呼び掛けている。
同消防局司令課によると、消臭スプレーや制汗スプレー、カセットコンロのガスボンベの多くは、可燃性の液化石油ガス(LPG)を含んでいる。
カセットコンロのボンベに対する危険性は広く認識されるようになった一方、スプレー類の危険性は忘れられがちだという。
同課の担当者は「正しい方法で処分すれば危険ではない」とし、安全な処分方法として、
○ガスを使い切る
○ガス抜きは専用の器具を使って屋外で
○処理に困った時はメーカーや販売元に対応を依頼する
と助言している。
出典URL
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201401/0006617103.shtml
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。