2013年10月19日9時59分にNHK北海道NEWS WEBから、10月19日20時15分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前0時半ごろ、札幌市の「さっぽろテレビ塔」で地下1階のそば店「O番」から煙が出ているとテレビ塔の警備担当者から消防に通報があった。
消防車など16台が出動して消火活動にあたり、煙はまもなく、おさまった。
地下の飲食店街は当時営業を終えていて数人の従業員がいたが、全員が避難して無事だった。
煙がたちのぼったテレビ塔周辺では、一時騒然となった。
当時、地下にいた飲食店の従業員は「白い煙がもくもくと出ていて驚いた。怖くてすぐ避難した」と話していた。
警察によると、煙が出た店では壁や天井など1m2ほどが焦げていた。
また、台所にあった天かすを入れた金属製のざるが激しく焼けていたことが、警察への取材でわかった。
警察は、天かすから出火したとみている。
消防によると、動植物性の油類は、空気中の酸素に触れると酸化して発熱する性質がある。
余熱のある大量の天かすを1か所にまとめておくと、酸化が促進されて出火する可能性があるという。
今年9月に札幌市の大通公園で開かれた「さっぽろオータムフェスト2013」の特設店舗で、天ぷらの調理場の壁約3m2を焼く火災があった。
同市消防局によると、金属製のざるにためた天かすから出火したことが原因だった。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20131019/5398461.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131019-OYT1T00758.htm
(ブログ者コメント)
天かすの自然発火事例は、タマに報道されることがある。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。