2013年10月17日18時27分にNHK高松から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし8月、JR高徳線の列車が高松市内で緊急停止して5時間半にわたって運転を見合わせたトラブルについて、JR四国は17日、車両の推進軸と呼ばれる部分とほかの器具とをつなぐ部品を車両のメーカーが誤って取り付けていたことが原因だったと発表した。
このトラブルは、ことし8月、JR高徳線の下り普通列車が高松市内を走行中にエンジンの力を車軸に伝える推進軸と呼ばれる部分が外れて緊急停止し、およそ5時間半にわたって運転を見合わせたもの。
その後、原因を調査したところ、車両の下にある推進軸とほかの器具をつなぐための「ベアリングキャップ」と呼ばれる部品が左右逆に取り付けてあり、安定性が低かったために推進軸が外れたことがわかった。
JR四国によると、去年8月に車両メーカーが別の部品の交換のためにこの車両の推進軸をはずした際に、ベアリングキャップを左右誤って取り付けたと考えられるとしている。
きょうの会見でJR四国運輸部車両課の吉本課長は「メーカーからの報告で問題はないとされたので誤ったままの状態になってしまった」と述べ、再発防止策としてベアリングキャップの確認を検査項目に加える考えを明らかにした。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8035321911.html?t=1382042667948
10月17日18時34分にKSB瀬戸内海放送からは、補足的内容の記事が下記趣旨でネット配信されていた。
横から見ると取り付けミスがわかるが、JRの定期検査は打音検査しかしていないため見つけられなかった。
結果を受けてJR四国は全てのディーゼル車両を緊急点検したが、問題は見つかっていない。
出典URL
http://www.ksb.co.jp/newsweb/index/147
一方、10月18日付で朝日新聞香川全県版(聞蔵)からは、左右上下を間違っていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
推進軸を取り付ける際に、部品2つを左右上下間違えて固定したことが原因という。
部品の噛み合わせの悪さでボルトに負担がかかり、破損したという。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。