2016年11月21日16時0分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ロシアのセルフ式ガソリンスタンドで、夜間に給油中の女性が、満タンになったかどうかライターに火を付けて給油口を確認したところ、ガソリンに引火した。
ロシアメディアなどが伝えた。
後続車のカメラが、その瞬間を捉えていた。
慌てた女性は息を吹きかけて消そうとしたが、さらに燃え広がった。
映像はソーシャルメディアに投稿されたが、「危険すぎる」とあきれた声が相次いだ。
出典
『満タンかな? 確かめようとライター付け、引火 ロシアの女性』
http://www.sankei.com/affairs/news/161121/afr1611210020-n1.html
(ブログ者コメント)
〇今年1月8日付でmsnニュースから、より詳しい状況が下記趣旨でネット配信されていた。
ユーチューブで映像を見ることができるが、女性は30代か40代に見える。
ちょっとくらいなら大丈夫。
この世の中では、そんな慢心が致命的となることは少なくない。
やっちまったと思った時は、時すでに遅し。
わかっていたはずなのに、自ら事故を招いてしまうことだってあるものだ。
例えば、今回ご紹介する映像もそんなひとつ。
ロシアのスルグトにあるアソリンスタンドで撮影された映像には、火気厳禁であるにもかかわらず、ライターを使用して大惨事を招いたシーンが映っていた。
問題の動画では、車に給油しようとしている女性を確認できる。
しかし、正常に給油されていなかったのだろうか。
女性はしきりにメーターを気にして、どこかソワソワ。
自分の後に給油待ちの車が待っていることもあり、原因を突き止めようと急ぐ。
ここで、車内に常備されている懐中電灯を取り出せばよかったのだが、あろうことか、女性は給油口にライターをかざし、確認しようとするではないか。
もちろん、そこは火気厳禁のガソリンスタンド。
一瞬にして燃え移ると、辺り一面が火の海となってしまった。
それにしても、改めてガソリンに引火すると恐ろしいことがわかるこの動画。
たとえ極寒の環境でも、揮発性の高いガソリンの前では、ライターの小さな火であっても関係ないようだ。
当然、この事故が日本で起きないとは言い切れない。
セルフ方式の給油が急増し、ガソリンに対する認識が低下している傾向にあるため、火災を未然に防ぐことができるよう、今一度、気をつけたいものだ。
参照元:YouTube
出典
『【衝撃動画】ガソリンスタンドでライターを使って明かりを灯した結果 → 想像以上に火の海となる大惨事』
〇このロシア人女性を嗤うことはできない。
知識に乏しい人が危険物を扱っている状況は、日本でも同じだからだ。
本ブログでも紹介したとおり、たとえば「軽トラックだから軽油を入れた」レベルのトラブルも起きている。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。