2016年11月22日10時39分に千葉日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月21日18時6分にNHK千葉からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
君津市教委は、21日、市内の小学校で理科の実験中に4年生の男児(9)がアルコールランプで頬や首にやけどを負ったと発表した。
男児はドクターヘリで木更津市内の病院に搬送され、2日程度の入院が必要とされたが、命に別条はないという。
市教委によると、男児は同日午前11時ごろ、同校の理科室で、真ちゅうの球を温め膨張させる実験中に転倒、同時にアルコールランプが落下して引火し、男児の洋服などに火が燃え移ってやけどを負った。
男児は、半円形の机に備え付けの流しをふさぐふたの上で実験していた。
男児がふたの端に手をついたところ、ふたが持ち上がり、その弾みでアルコールランプが落下し、男児も転倒した。
ふたにロック機能はなかった。
そばにいた児童がビーカーの水を掛け、授業を受け持っていた40代の男性教諭が男児を抱きかかえて火を消した。
同日、記者会見した同校の校長は、「実験時はふたを外して机を使うべきで、安全管理が不十分だった。安全でなければならない学習環境で重大な事故を起こし、本当に申し訳ない」と謝罪。
全校を対象とした保護者説明会を開く予定という。
市教委は、児童の精神的ケアのため、スクールカウンセラーの派遣を県教委に要請。
市内の全小中学校に対し、理科室などでの安全管理を徹底するよう、通知した。
出典
『理科の実験中に男児やけど負う 君津の小学校』
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/367031
『小学校理科の実験で児童やけど』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1086024871.html?t=1479762721603
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。