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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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(1/3から続く)

 

 

727646分にNHK首都圏からは、火が出た直後に電源ケーブルが焼けて避難用の照明が消えたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

建物内では、火が出た直後に工事用の電源ケーブルが焼けて断線し、停電が起きていたことが、捜査関係者への取材でわかった。

当時、建物内では300人余りが作業をしていたということで、地下3階から避難した複数の作業員は、「火事に気づいた時には、すでに地下3階は真っ暗で視界がなく、一気に煙が立ちこめてきた」などと、当時の状況を証言している。


警察は、停電によって避難誘導用の照明が消えたため、逃げ遅れた人が増えたとみて、作業の進め方に問題がなかったか、業務上過失致死傷の疑いで詳しい状況を調べている。

 

出典

火災 断線停電で逃げ遅れ拡大か

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20180727/0015448.html 

 

 

7271757分にNHK首都圏からは、床裏にウレタンを吹き付けた後に鉄骨を溶断する手順で作業していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

会社側は、地下3階の床裏に断熱材のウレタンを吹き付ける工程のあとに、付近の作業台を支える鉄骨をガスバーナーで切断して撤去する作業をしていたことを明らかにした。


この手順で作業をする場合、ウレタンに火花が燃え移らないよう、不燃シートを敷くなどのルールを社内で定めていたという。

 

出典

5人死亡火災 安藤ハザマが謝罪

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20180727/0015496.html 

 

 

7272331分に朝日新聞からは、施工者の安藤ハザマは昨年にも同様の火災を起こしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

施工者の中堅ゼネコン「安藤ハザマ」(東京)が昨年、別の現場でも同じ原因とみられる火災を起こしていたことが分かった。

 

同社などによると、昨年6月、東京都江東区の工事現場で、下請けの作業員が鉄骨をガスバーナーで切断した際、火花が断熱材のウレタンに引火。

約5000m2が焼け、作業員1人が全身やけどの重傷を負った。

 

これを受け同社は、現場で火を使う際、周囲を不燃シートで覆ったり初期消火用にバケツの水を用意したりするなど、6つのルールを定めた。

 

社員や下請け業者も含めて現場での朝礼などで周知し、下請け業者が変わる際には、説明の場を設けていたという。

 

同社は、「過去の件にも触れて火災の怖さを伝えていたが、こういう結果になってしまった」と謝罪した。

 

今回、同社は、周囲に不燃シートを敷いていたと説明しているが、捜査関係者によると、地下3階の床の一部に隙間があったという。

 

警察は、この隙間から火花が落ちて引火した可能性があるとみている。

 

出典

断熱材引火、昨年に別現場でも ビル火災の安藤ハザマ

https://www.asahi.com/articles/ASL7W4TGZL7WUTIL027.html 

 

 

7271747分にNHK首都圏からは、入院した25人は全員が有毒な煙を吸った症状が出ているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察のその後の調べで、けが人のうち、症状が重く、入院した25人は、全員、一酸化炭素中毒や有毒なガスを吸った際に現れるのどのやけどの症状が出ていたことが分かった。

 

地下3階の床下にはウレタンの断熱材が敷き詰められていて、500m2にわたって燃えていたという。


警察は、ウレタンに火花が燃え移り、有毒な煙が一気に発生して被害の拡大につながったとみて、業務上過失致死傷の疑いで、作業の進め方や防火態勢に問題がなかったか調べている。

 

化学製品のウレタンは、日用や工業用として幅広く用いられている。


特に建設現場では、アスベストに替わる断熱材として、鉄骨や壁に吹き付けるなどして広く使われているが、燃えやすく、過去にも引火する事故がたびたび起きている。


建設現場での事故を防ぐための教材を企画・販売している「建設安全研究会」は、作業員向けの啓発用のDVDの中で、ウレタンの燃焼実験や引火事故につながりやすい作業の例を紹介している。


このうち燃焼実験では、壁に見立てた板に吹き付けたウレタンにガスバーナーの火を近づけると、あっという間に真っ赤な炎が広がり、黒い煙が巻き上がる様子がわかる。


また、引火しやすい作業の例として、金属の溶接や溶断の作業中に飛び散った火花がウレタンを塗った壁やウレタンの資材に燃え移るケースを紹介している。


建設安全研究会によると、建設現場では吹き付けられたウレタンがむき出しになっていることが多いということで、「ウレタンに火を近づけないことや、不燃性のシートで覆うこと、それに、火を使う場合は常に監視員を配置して、引火していないか確認するなどの対策が不可欠だ」と指摘している。

同じような火災は、全国で相次いでいる。


3年前の平成27年4月には、北海道・苫小牧市のキノコの栽培工場で、溶接に使っていたガスバーナーの火がウレタン製の断熱材に燃え移り、作業をしていた男性4人が死亡した。


また去年6月には、東京・江東区の解体中の建物で鉄骨をバーナーで切断していた際、飛び散った火花がウレタン製の断熱材に引火し、およそ5000m2が焼けて作業員1人が大けがをした。

 

出典

ウレタン燃焼で有毒煙被害拡大か

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20180727/0015494.html 

 

 

72897分に読売新聞からは、今回工事時の防火対策に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

捜査関係者によると、安藤ハザマは火災が起きた26日、ウレタンに引火する可能性を考慮し、作業員を配置していた。

 

火元の地下3階では、建物の角にあるH鋼をバーナーで切断し、外す作業をしていたが、下の免震層にある発泡ウレタン製断熱材に引火しないよう、床にシートで覆ったベニヤ板を置いたという。

 

バーナーを使う作業員のそばにはバケツを持った別の作業員がおり、火花が散る度に水をかけていた。

免震層にも、消火役の3人目の作業員が待機していた。

 

・・・・・

 

出典

『ウレタンの危険性認識、消火役を配置ビル火災』

https://www.yomiuri.co.jp/national/20180727-OYT1T50158.html

 

 

7281156分にテレビ朝日からは、出火直後にコップの水で消そうとしていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

捜査関係者によると、当時、切断工事に作業員3人が関わっていたが、出火直後に作業員2人がコップに水を入れて火を消そうとしていたことが分かった。

 

その後に消火器を使ったが、間に合わず、火はあっという間に燃え広がったという。

 

出典

『コップの水で消火しようと?建設ビル火災5人死亡』

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000132805.html 

 

 

 (3/3へ続く)



 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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