2013年8月26日13時17分にNHK松山から、また8月26日付で愛媛新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
災害時に飲料水を確保するため、小中学校に設置されている緊急用貯水槽(容量50~100トン)の点検が21日から27日、松山市で行われている。
これは、学校行事に支障をきたさないよう、夏休みに毎年実施しているもの。
貯水槽は、松山市が市内の4つの小中学校の校庭の地下に設置しているもので、震度6強の地震に耐えることができるように設計されている。
このうち、26日は新玉小学校にある貯水槽を松山市の職員12人が点検した。
この貯水槽は、普段は、水道管の一部として使われていて、災害時には、バルブを閉めると中に50トンの水(5500人の3日分の飲料水)をためることができる。
職員たちはバルブを閉めたあと、蛇口の付いた給水スタンドやポンプを設置し、30分ほどで水が出るようになった。
貯水槽から水を汲みあげ、検査薬を使って塩素濃度を測定して、水が飲める状態にあることを確認していた。
松山市によると、災害時に1人が必要とする水の量は1日あたり3ℓとされているが、4つの貯水槽だけでは市民全てをまかなえないため、市は、山間部に配水池の整備を進め、より多くの水を確保できるようにしていきたいとしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8003798801.html?t=1377551433898
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20130826/news20130826651.html
(ブログ者コメント)
他の市町村でも緊急貯水槽を設置している筈と思い、ざっと調べたところ、帯広市や豊橋市の設置例が見つかった。
http://www.water-sewage-obihiro.jp/pages_saigai/sai_cyosuisounosetti.html
http://www.city.toyohashi.aichi.jp/water/upper/upper_03d.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。