2014年6月13日19時2分にNHK熊本から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前10時10分すぎ、天草市楠浦町にあるクルマエビの養殖場で、この養殖場を運営する会社の社員Wさん(17)が水中に沈んでいると、一緒に潜水の練習をしていた会社の幹部から通報があった。
Wさんは、およそ20分後に救助されたが、意識不明の重体。
警察によると、Wさんは午前10時ごろから、会社の幹部と一緒に、ボンベなど潜水具をつけて養殖場に潜る練習をしていたという。
クルマエビの養殖場はすり鉢状になっていて、Wさんは、最も深い水深2mから3mの養殖場の底に沈んでいたという。
警察によると、一緒に潜った会社の幹部は、事前の点検では潜水具に問題はなかったと話しているということで、警察は、当時の状況について詳しく調べている。
URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5005200391.html?t=1402692418064
(2014年7月1日 修正1 ;追記)
2014年6月23日19時48分にNHK熊本から、18歳未満の人に潜水業務させたとして社長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
天草労基署が調べたところ、17歳の社員は、いけすの底にたまるヘドロを取り除く作業に従事するために潜水訓練を受けていたことがわかり、同署は、18歳未満に禁じられている危険な潜水業務をさせたとして、養殖会社と社長を労働基準法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、天草市楠浦町の養殖会社「T水産」と社長の男(34)。
男性社員は、潜水器具の不具合でおぼれたものと見られ、一時、意識不明の重体で入院したが、現在は意識が回復し、快方に向かっているという。
同署の調べに対し会社側は、「法律で禁止されていることを知らなかった」と話しているという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5005429051.html?t=1403524967065
(ブログ者コメント)
快方に向かっているということで、タイトルも一部修正した。
(2014年7月5日 修正2 ;追記)
2014年6月14日付の熊本日日新聞に、以下の補足的記事が掲載されていた。
警察によると、男性と社長は、それぞれ酸素ボンベなどを装着して潜水の練習をしていた。
交代で潜っていた社長が、水底に沈んでいる男性に気付いたという。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。