2015年5月12日18時11分に岩手放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月12日19時47分にNHK盛岡からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後、一関にあるセメント工場で爆発事故があり、作業員2人がけがをした。命に別状はなく、警察で原因を調べている。
事故があったのは、一関市東山町の三菱マテリアル岩手工場。
12日午後2時前、工場から、「やけどをしている人が2人いる」と119番通報があった。
警察によると、男性作業員2人が、高さ5m、直径3mの廃油タンク2つをつなげる足場を作るため、タンクの上で電流を流して熱を発生させる方法で溶接作業をしていたところ、爆発が起きたという。
会社の説明によると、けがをしたのは32歳と57歳の男性で、下請け会社の4人のチームで作業中、タンクの上にいた2人がけがをしたという。
2人の作業員はともに意識があり、命に別状はない。
作業中、タンクには廃油と水が混じった液体が入っていたという。
警察は、溶接作業の熱がなんらかの原因で廃油タンクの中にあるガスか廃油に引火した可能性があるとみて、詳しく調べている。
現場は、JR大船渡線の猊鼻渓駅から南西に500mほど離れた工業地帯。
出典URL
http://news.ibc.co.jp/item_24410.html
http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/6044702531.html?t=1431464419365
(2015年6月20日 修正1 ;追記)
2015年5月13日付の岩手日報紙面に、上記情報とは異なり、タンクは空だったなどという、下記趣旨の記事が掲載されていた。
(こちらのほうがありそうな話しなので、タイトルは、こちらの情報に基づき書き直した)
高さ5.2m、直径3.2mの円筒タンク2基の上部に点検用足場を電気溶接中、1基から爆発が2度起きた。
作業員4人のうち、上部にいた2人が負傷した。
タンク内には、通常、セメント製造の中で焼却する廃油をためているが、今回は点検のため、空だった。
タンク内の微量の残留物の影響などで引火した可能性もあり、警察が原因を調査している。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。