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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2018102550分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ウレタン防水材などの原料に使われ、発がん性がある化学物質「MOCA(モカ)」を製造するなどしていた全国7カ所の事業所で、モカの取り扱い作業歴のある労働者と退職者計17人がぼうこうがんを発症していたことが、厚労省の調査で明らかになった。

 

同省は、各労働局や業界団体に改めて注意を促す通知を出すとともに、発症者が集中している事業所の従業員らに労災制度の案内に乗り出す方向で検討を始めた。

 

2016年に静岡県富士市にある旧Iケミカル工業(現K化学工業)静岡工場で、モカ製造に関わった労働者5人がぼうこうがんを発症していたことが発覚。

 

これを受け、厚労省は各労働局に対し、他の事業所でも同様の事例を確認した場合は報告するよう求め、今月19日までに把握した事例を集計した。

 

この結果、全国6カ所の事業所で計8人のぼうこうがん発症者が出ていたことが判明した。

 

全員にモカ取り扱いの作業歴があったほか、旧Iケミカル静岡工場でも新たに4人が確認され、モカに絡んだ発症者は、計17人にまで広がった。

複数の専門家によると、同工場での発症率は不自然に高いという。

 

厚労省によると、発症年齢は60代が10人と最も多く、12人が退職した後だった。

 

労安法に基づく省令では、モカを扱った労働者のがん予防や早期発見などのため、半年ごとに特別な健康診断を受けさせることを事業者に義務づけているが、退職すると健診対象から外れる。

 

ぼうこうがんの多発とモカとの関連性を調べている労働安全衛生総合研究所の甲田茂樹所長代理(労働衛生学)は、「長い時間がたってから発症する例が目立つ。発症のメカニズムを解明しないとはっきりは言えないが、退職後も健康状態を把握する仕組みが必要かもしれない」と指摘する。

 

・・・・・

 

出典

『モカ 製造従事の17人、ぼうこうがん発症 全国7事業所』

https://mainichi.jp/articles/20181025/k00/00m/040/155000c 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

モカによる膀胱がん発症事例は、2年前にも紹介スミ。

当該事例の発覚は、福井県の化学工場でのオルトトルイジン調査がきっかけだった。

2016928日掲載

2016921日報道 厚労省は、オルトトルイジン調査の過程で浮かび上がったMOKA(防水材などの硬化剤)がぼうこうがんの原因物質の恐れありとして調査対策を開始

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6320/

 

 

それが今回は、富士市の工場での発症がきっかけだったと報じられている。

 

両情報に整合性はないが、発覚したのはともに2016年ということで、どこかでつながっているのかもしれない。

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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