2016年12月10日12時39分にNHK関西NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午後7時ごろ、滋賀県長浜市余呉町の浄水場の敷地内の電柱に雷が落ち、発電機などが故障して送水ポンプを動かせなくなった。
この影響で、長浜市内の合わせて900世帯で断水が続いている。
長浜市は、10日朝から給水車を4台だして地域の公民館や集会場で水を配るとともに、防災行政無線で、市の対応について住民に知らせている。
市によると、新たな発電機を設置する必要があるため、復旧には時間がかかる見通しだという。
彦根地方気象台は、長浜市を含む滋賀県北部に、9日の朝から雷注意報を出していた。
長浜市内で断水が続いている地域では、公民館や集会所に500ℓ入りのタンクが置かれ、給水車が巡回して給水している。
近くの住民は、持ってきた容器に水を入れたり、市が用意したペットボトル入りの水を受け取ったりしていた。
飲食店を経営する60代の女性は、「料理に使う水がなくて困っていました。ここで水をもらって何とかします」と話していた。
出典
『長浜 浄水場に落雷で断水』
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20161210/5145361.html
12月10日19時26分にNHK関西NEWS WEBからは、仮復旧したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市は、仮設の発電機を設置して復旧作業を進めたところ、10日午後5時半までに、断水したすべての世帯で水の供給を再開した。
ただ、一部の世帯では水が濁っていることから、市ではしばらくの間、公民館などに給水タンクを置いて、利用できるようにするという。
出典
『浄水場に落雷 水の供給再開』
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20161210/5145362.html
(ブログ者コメント)
映像によれば、敷地フェンスぎりぎりに建てられている電柱の碍子が、割れてぶら下がっているように見える。
(2017年1月22日 修正1 ;追記)
2017年1月20日16時53分にNHK大津から、被害状況に関するやや詳しい情報が、下記趣旨でネット配信されていた。
長浜市が調べた結果、このトラブルで、水の量などを監視するシステムの一部や送水ポンプ、それに非常用発電機の一部が壊れ、被害の総額が2400万円に上ることがわかったという。
長浜市は、復旧費用の補助を受けるため、国に対して災害復旧事業の申請を近く行うことになった。
認められれば、市の負担は2分の1に圧縮できるということで、来月上旬にも国の査定官が視察する予定。
出典
『落雷で断水 国に補助申請へ』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/2063177661.html?t=1484948622040
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。