2021年6月16日20時25分にYAHOOニュース(北海道文化放送)から、下記趣旨の記事が動画や解説写真付きでネット配信されていた。
6月15日午後、上川町の「層雲峡オートキャンプ場」で木に雷が落ち、近くで建築作業をしていた61歳の男性が重体となりました。
男性は回復しています。
北海道では、年間約3万3000回の落雷が観測されていて、特に6月から10月にかけて多くなっています。
もし子どもと遊んでいる時に、急な雷雨に見舞われたらどうすればいいのでしょうか。
市民からは、
「ニュースを見て、私だったらどうしようと思って調べた。
上の子と『こうしよう』と話した。
木の近くだと雷が来る。傘も差しちゃダメ」
「集団でいたらよくなさそうだから離れる」
「木は危ない。木に雷が落ちるので木からは離れたほうがいい」
などの対策が聞かれました。
人形を使った実験では、木に落ちた雷の電流が人形に飛び移りました。
木よりも人は水分が多く電気を通しやすいため、雷は人に飛び移りやすいのです。
木や電柱のそばには「保護範囲」と呼ばれる、比較的安全な空間があります。
木から4メートル以上離れ、木の頂点から45度の角度に入る空間です。
そして、「雷しゃがみ」も大切です。
両足のかかとを合わせ、できるだけ低い姿勢を保ちます。
「雷しゃがみ」は両方のかかとを合わせ、つま先で立つことで、地面と接する面を減らします。
万が一、近くに雷が落ちても、地面からの電流が片足から反対側の足へと流れ、上半身まで行かないようにします。
雷雨に見舞われた際は、建物や車に避難したり、「保護範囲」に移動するなどして注意してください。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef254ce9677a5b1fc8b07df44af4229ad1b3c0d1
(ブログ者コメント)
「木よりも人間は水分が多いので電流が飛び移りやすい」とあるが、それはなぜか?
単に、空気が絶縁破壊される距離に人間がいたから・・・ということではないのか?
疑問に思い調べてみたが、調べた範囲では、明確に説明された情報は見つからなかった。
思うに、「木に落ちた雷は幹を伝って地面に流れるが、水分が少ないため、ある程度の抵抗を受けつつ流れる。そんな状態下、近くに水分タップリの人間がいると、空気の抵抗を含めても、そちらのほうが流れやすいので、人間のほうに飛び移ってしまう」・・ということかもしれない。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。