2021年6月19日13時54分にYAHOOニュース(テレビ神奈川)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
おととしの台風19号による土砂崩れなどで8人が死亡した相模原市で、危険な場所の察知に役立てようと、斜面の監視をする実証実験が始まりました。
相模原市緑区。
周辺は、大規模な土砂崩れや河川の氾濫など、おととし10月の台風19号が大きな被害をもたらした地域です。
相模原市によりますと、災害を防ぐための対策工事が必要な斜面は市内におよそ200カ所あり、1カ所につき数千万円から数億円かかる費用面が課題となっています。
こうした中、市と都内の企業、それに兵庫県の大学が産学官の連携協定を結び、斜面を監視する新たな取り組みを始めました。
(相模原市路政課 大貫課長)
「危険箇所については現地に行かなくても状況を確認できることと 人の目で分からない状況でもセンサーでごくわずかな変化が見えるのが利点」
この取り組みでは、斜面に設置した監視センサーが地滑りなどの動きを感知し、市役所のパソコンなどにデータを送ります。
縦と横の動きはグラフ化されて、離れた場所で知ることができます。
システムを開発したのは都内の不動産管理会社で、あることがきっかけでした。
(ザイマックス 杉本常務執行役員)
「看板の落下事故をきっかけに、常時監視できる仕組みにできないかと考えた」
看板の監視システムは利用料が月額1台1500円程度で 斜面監視システムについても少ない費用に抑えることが期待されています。
また、学術的な立場から連携協定に参加した兵庫県立大学の加藤直樹学部長は、斜面監視システムが減災につながることを期待しています。
(兵庫県立大学 社会情報科学部加藤学部長)
「崖崩れが起こってからでは遅い。危ないと思われるようなところは、あらかじめ絞り込む。 開発した方法論は山が多い日本にとって、非常に重要な技術が作られると期待している」
https://news.yahoo.co.jp/articles/7df6aa016a6e355fb3fae65bf4a754f490c1e142
(ブログ者コメント)
ネットで調べてみると、斜面監視システムはさまざまな企業が手がけていた。
その1例として紹介する。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。