2014年11月5日19時24分にNHK広島NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月5日21時31分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
4日夜遅く、広島市の土砂災害の被災地に設置されている、土石流の発生を検知するセンサーの警報器が誤って鳴っていたことがわかった。
国交省太田川河川事務所は、センサーと警報器を結ぶケーブルが動物にかじられたことが原因とみて調べている。
同事務所によると、4日午後11時半すぎ、広島市安佐南区緑井7丁目の谷に設置した、土石流が発生したことを知らせるワイヤーセンサーの警報器が1分間鳴り響き、河川事務所の職員など、約20の登録先にメールで通知された。
職員や消防、それに警察の担当者が現地にかけつけたところ、土石流は発生していなかったが、センサーと警報器を結ぶ太さ1cmほどの通信ケーブルの一部に、動物にかじられた跡が見つかった。
同事務所では、通信ケーブルが動物にかじられたことによって接触不良を起こしたとみて、詳しく調査している。
天候は良く、住民を避難させることはなかった。
同事務所によると、警報器が鳴ったことで住民が避難したという情報は入ってないというが、江角副所長は、「住民にご迷惑をおかけして大変申し訳ない。通信ケーブルを増やすなど、再発防止策を検討したい」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20141105/5958461.html
http://www.sankei.com/west/news/141105/wst1411050090-n1.html
(ブログ者コメント)
通常は「問題なし」の信号を発信している通信ーブルが断線したことで誤発報した、ということではないだろうか?
もしそうだとすれば、フェイルセーフに設計した設備が設計通りに作動したというだけのことだ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。