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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20141151656分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東京都は5日、平成25年までの5年間に、東京消防庁管内で発生したストーブ火災のうち、「電気ストーブ」が出火元になったケースが約7割を占めたとする調査結果を発表した。

 

都民2万人に行ったアンケートでは、火災の危険が最も高いと思う暖房器具について約8割が「石油ストーブ」と回答。

安全意識に乖離があるとして注意を呼びかけた。


調査によると、過去5年間のストーブ火災674件の出火原因で、最も多かったのは電気ストーブの491件。石油ストーブは129件で2番目だった。


一方、アンケートでは、電気ストーブが最も危険と答えた人はわずか4.2%。

ストーブの前面と可燃物の間に、安全基準とされる1m以上の距離をあけずに使っている人が約6割に及んだ。

石油ストーブでは、1m以上離して使う人が約6割いたのとは対照的で、安全意識に差が出た。


都の実験では、綿布団を電気ストーブから5cmの距離に置いた場合、実験開始から11分で白煙があがり、14分後には表面温度が約500℃に達した。

30cmの場合も約5分で約100℃となった。

 

都では、「綿布団は400℃前後で出火するとの文献もあり、100℃ではやけどの恐れもある」と、警鐘を鳴らしている。

 

出典URL

http://www.sankei.com/affairs/news/141105/afr1411050018-n1.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

東京消防庁HPに、トピックスとして注意喚起記事が掲載されていた。

http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/topics/201301/e_stove/index.html

 

また、過去にも他の消防局などから、同様の情報が流されていた。以下は一例。

201310月 セコム

http://www.secom.co.jp/flashnews/backnumber/20131030.html

201112月 横浜消防局

http://www.city.yokohama.lg.jp/shobo/koho/12-1koho.html

 

 

 

(2014年12月8日 修正1 ;追記)

 

20141271013分に朝日新聞から、上記よりやや詳しい下記趣旨の記事が、解説図付きでネット配信されていた。

 

空気を汚さず手軽に部屋を暖める電気ストーブ。

だが、東京都が調査したところ、物とストーブとの距離が近すぎて火災の危険が高い使い方をしている人が多かった。

「炎が見えなくても、実際には多くの火災の原因となっている。安全性を過信しないで」と、都は呼びかけている。

 

東京消防庁管内で2009年から13年の間にストーブが原因で起きた火災は674件。

このうち、73%が電気ストーブによるものだった。

電気ストーブから火がついたものは寝具類や座布団が42%で最も多く、次いで衣類(19%)だった。

 

神戸市や横浜市でもほぼ同じだ。

昨年までの5年間の統計で、電気ストーブによる火災がストーブ火災全体に占める割合は、神戸市で68%、横浜市で63%だった。

 

火災の背景にあるストーブの使用実態を調べるため、東京都は今年1月、インターネット調査をした。成人男女2万人が回答した。

使っている暖房器具(複数回答)は、エアコンが69%で最多。電気ストーブは23%で、石油ストーブ(6%)の3倍以上だった。

 

石油、ガス、電気ストーブ、石油ファンヒーター、エアコンのうち、「最も火災の危険が高いと思うもの」を挙げてもらったところ、石油ストーブが80%で1位だった。電気ストーブは4%で、最も少ないエアコンに続いて、下から2番目だった。


また、電気と石油ストーブの使用者それぞれ520人に、ストーブの前から布団や服、家具などをどれくらい離しているかを聞くと、石油ストーブでは「1m以上」が63%。次いで「50cm~1m未満」が24%だった。

ところが電気ストーブでは、「1m以上」は28%しかおらず、43%が「50cm~1m未満」。石油ストーブに比べ、物を近くに置いて使っていることがわかった。


消防関係の法令では、電気ストーブの前面と可燃物の間の距離を、一般的に1m以上とるよう定めている。ストーブの取り扱い説明書にも、物や壁との間をどのくらい離せばよいかが書かれている。

しかし、説明書の記載を知らない人が電気ストーブ使用者の59%を占め、周知されていない状況が示された。


では、ストーブの近くでは、実際、どのくらい物が熱くなるのか。

電気ストーブ前面から30cm離して綿布団を置いた東京都の実験では、5分で布団の表面温度は100℃に上昇。50cm離しても20分で表面温度が70℃に、その後75℃まで達した。1mだと10分で30℃になり、その後も変化はなかった。


「炎が出ない、石油やガスを使わないなどの理由から、電気ストーブは安全性を過信しがち。正しい使い方をしなければ危険なことは、他の暖房器具と変わらない」と都の担当者。説明書を読み、ストーブの近くに布団、雑誌、洗濯物などを置かないよう呼びかけている。

 

出典URL

http://www.asahi.com/articles/ASGD37VMQGD3ULZU00S.html

 

 

 

キーワード:輻射熱

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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