2014年11月7日12時35分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
11月7日13時11分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前8時15分すぎ、洞爺湖町伏見で、町道にかかる長さおよそ50mの橋が崩落しているのを地元の人が見つけ、警察に通報した。
警察によると、崩れ落ちたのは洞爺湖町の山あいの沢にかかる「伏見橋」で、人や車が巻き込まれるなど、被害はないという。
6日夜までは異常はなく、7日早朝に崩落したとみられる。
橋を管理する洞爺湖町によると、この橋は平成10年に完成し、最近ではおととしに点検を行い、その時点では大きな異常は見られなかったという。
橋がかかる町道は、ニセコ方面から洞爺湖に向かう観光客にも利用されるといい、町や警察では付近を通行止めにするとともに、崩落の原因を調べている。
土木工学が専門の北見工業大学の大島俊之特任教授は、地すべりで橋を支える土台が流されたことが原因ではないかと指摘したうえで、事故を防ぐためには、橋を支える部分の点検のあり方を見直す必要があると指摘している。
橋の崩落現場を上空から撮影した映像を見た大島教授は、「橋を支える部分が土砂と一緒に流されたことで橋が壊されている」と指摘し、橋の崩落は地すべりが原因ではないかとの見方を示した。
そのうえで、「近年は、集中豪雨などによって、今回のような沢の地形でいままで滑らなかった斜面が滑るようになってきていて、各地で被害が出ている。沢にある橋では、橋を支える部分の健全性をいままで以上に注意して点検する必要がある」と話している。
さらに、「小さな町や村が管理する橋は、技術者や財源の不足から点検が十分に行われていない可能性もある。国や道が支援して安全性を高めていく必要がある」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20141107/3012491.html
http://mainichi.jp/select/news/20141107k0000e040223000c.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。