2019年8月21日20時19分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
釧路市の釧路川に設置された水位計で今月16日、水位が大幅に上昇したという異常値が観測された不具合は、水位を測るセンサーに貝殻などから溶け出したとみられる石灰質の成分が付着していたことが原因だとわかった。
道によると、今月16日、釧路市を流れる釧路川の旭橋観測所で、一時、「氾濫危険水位」を超える1m92cmの水位が観測されたが、実際には水位は上がっておらず、原因について、管理する道が調べていた。
道によると、この観測所では水中に設置されたセンサーで水位を測る仕組みになっているが、そのセンサーに貝やフジツボなどから溶け出したとみられる石灰質の成分が付着していたという。
観測所は、満ち潮の際には真水と海水が混じるため、貝やフジツボが生息しやすい環境だったということだが、こうした不具合はこれまでになく、道では同じような環境に設置されている他の水位計についても緊急に検査を行い、不具合がないか調べることにしている。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20190821/7000012953.html
※誤潮位の観測状況は下記報道参照。
(2019年8月16日11時10分 北海道新聞)
釧路市の釧路川河口付近の旭橋観測所で16日、氾濫危険水位を上回る1.92mを観測したが、観測所を管理する道の確認で増水はなく、観測機器の誤作動と判明した。
釧路建設管理部によると、同観測所の水位は、16日午前5時の42cmから、同6時に1.29m、同7時には氾濫危険水位の基準値1.33mを超えたと記録された。
外部からの指摘を受け、職員が現地を確認。
実際の水位は目視で10cm程度で、誤った観測値が自動送信されたとみて、観測を中止して原因を調べている。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/335274
(ブログ者コメント)
以下はNHK映像の1コマ。
石灰質成分が付着したセンサーが映されていた。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。