2014年12月5日12時9分にNHK宇都宮から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月5日17時18分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前2時40分ごろ、日光市七里で、マンホールから下水道管の中に入って、点検をしていた会社員の男性(54)が、下水道管の中の水をせき止めておくために膨らませたバルーンと呼ばれるゴム製の器具と、水道管の壁との間に挟まれた。
男性は病院に運ばれたが、およそ2時間後に死亡した。
警察によると、男性は直径およそ60cmほどの下水道管のなかで、カメラなどを使ってさびや亀裂などがないか点検していた際に、下水道管をふさいでいたバルーンが突然ずれて、壁との間に挟まれたという。
男性は4日午後9時ごろから、同僚の男性4人と作業をしていた。当時は1人で管の中にいた。
マンホールから下がっていく管と下水管が丁字形に交わる部分で、膨らませたバルーンで水をせき止めて作業していたが、何らかの理由でバルーンが男性側にずれて挟まったとみられる。
警察は、男性と一緒に点検作業にあたっていた作業員から話を聞くなどして、事故のくわしい原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/1093740411.html?t=1417813329551
http://www.47news.jp/CN/201412/CN2014120501001733.html
(2015年2月20日 修正1 ;追記)
2015年2月16日18時50分にNHK宇都宮から、水圧で外れる危険性があったのに防止策を講じなかったとして現場責任者らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年12月、日光市で下水道の点検作業を行っていた男性が死亡した事故で、安全確保に必要な措置を取っていなかったなどとして、作業を請け負っていた会社と現場責任者が、労安法違反の疑いで書類送検された。
書類送検されたのは、宇都宮市簗瀬の下水管の点検や道路清掃などを行っている「U社」と52歳の現場責任者。
この事故は去年12月、日光市七里でマンホールに入って点検作業をしていた宇都宮市の54歳の男性が、中の水をせき止めておくためにふくらませた「止水栓」と呼ばれるゴム製の器具とマンホールの壁との間に挟まれて死亡したもの。
この事故で日光労基署は、「水圧で下水管から止水栓が外れる危険性があったにもかかわらず、それを防止するための措置を講じなかった」などとして、労安法違反の疑いで会社と現場責任者を書類送検した。
これについて同社の社長は、「亡くなった方やご家族に申し訳ない思いだ。再発防止に努めていきたい」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/1095500651.html?t=1424129548588
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。