本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年9月24日21時32分に毎日新聞から、同日13時3分に朝日新聞から、それぞれ写真付きで、また9月25日付で朝日新聞北海道総合版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午前9時40分ごろ、北海道新十津川町トップの「徳富(とっぷ)ダム」の建設現場で、作業中の大型クレーン車(25トン)が高さ約78m、幅約5mのダム最上部で横転した。
車体の大半はダムの最上部にあるガードレール部分を乗り越えたが、アウトリガーの脚部4本のうち1本とタイヤが手すりに引っかかり、宙吊り状態になった。
操縦士が閉じ込められたが、警察や地元消防がワイヤでクレーン車を固定するなどし、別のクレーン車で消防隊員3人が乗り込んだバケットを吊り下ろし、隊員が操縦席の窓の中に体を入れ、男性をつかんでバケットに収容、約3時間後に救助した。
警察によると、操縦士(55)は、首や背中の痛みを訴え、病院に運ばれたが、意識ははっきりしており、命に別条はないという。
隊員の一人は、男性をバケットに乗り移らせる間も、車体の微妙なバランスが崩れるのではないかとハラハラの連続だったと話した。
横転したのはダムの堤頂(長さ309m、幅5m)の端の部分で、作業用階段に取り付ける手すりの資材を下ろす作業の準備中だった。
脚部を伸ばして車体を固定し、資材を吊るさずにアームの長さなどを調節していた。
アームを伸ばした際にバランスが崩れて横倒しになった可能性があり、警察は、クレーンを操作する際に異常を知らせる警報装置や、脚部の固定状態などについて事情を聴いている。
徳富ダムは徳富川にかかる多目的ダムで、2013年度に完成予定。ダムの高さは78mで、貯水容量は3600万m3。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20120925k0000m040070000c.html
http://www.asahi.com/national/update/0924/TKY201209240143.html
(2012年11月21日 修正1 ;追記)
2012年11月13日17時34分にNHK札幌から、人為的なミスが重なって横転したという下記趣旨の記事がネット配信されていた。
原因を調査してきた北海道開発局は、クレーン車のアームの部分を基準を超えて傾けて作業していたうえに、安全装置が切られるなど、人為的なミスが重なり、横転したとする調査結果をまとめ、13日、公表した。
公表された調査結果によると、クレーン車が、本来、届かないはずの25mほど離れた場所に荷物を運ぼうとして、アームの部分を基準を超えて傾けていたうえに、安全装置のスイッチが切られ、作動しない状態になっているなど、人為的なミスが重なってバランスを崩し、横転したという。
ただ、調査では、なぜ安全装置のスイッチが切られた状態だったのかは判明しなかったという。
北海道開発局では、今後、安全装置が作動しているかや適切な範囲での作業かどうか、現場で複数の担当者が確認するといった対策をまとめ、再発防止に取り組むことにしている。
この事故で警察は、これまでに現場でクレーン車の状態を確認するとともに、クレーン車の運転をしていた男性作業員や現場の責任者などから任意で事情を聴いている。
警察の事情聴取に対し、作業員は、「事故のショックで記憶がはっきりしない」などと話しているということで、警察は安全装置のスイッチが切られていたいきさつについて調べている。
また、労基署も、この作業員や工事の関係者から事情を聴いて、安全対策に問題がなかったかどうか調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20121113/3452481_20121113173413_e382afe383ace383bce383b3e8bb8ae6a8aae8bba2e2809ce4babae782bae79a84e3839fe382b9e2809d.html
(2013年3月21日 修正2 ;追記)
2013年3月20日付で朝日新聞北海道版(聞蔵)から、また同日12時42分にNHK札幌から、転倒を防ぐ安全装置を解除したまま操縦していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また同署は、元請けのS建設と現場所長の男性(35)も、関係者同士の連絡調整をしなかったとして、労安法違反の容疑で書類送検した。
24日午前9時40分ごろ、北海道新十津川町トップの「徳富(とっぷ)ダム」の建設現場で、作業中の大型クレーン車(25トン)が高さ約78m、幅約5mのダム最上部で横転した。
車体の大半はダムの最上部にあるガードレール部分を乗り越えたが、アウトリガーの脚部4本のうち1本とタイヤが手すりに引っかかり、宙吊り状態になった。
操縦士が閉じ込められたが、警察や地元消防がワイヤでクレーン車を固定するなどし、別のクレーン車で消防隊員3人が乗り込んだバケットを吊り下ろし、隊員が操縦席の窓の中に体を入れ、男性をつかんでバケットに収容、約3時間後に救助した。
警察によると、操縦士(55)は、首や背中の痛みを訴え、病院に運ばれたが、意識ははっきりしており、命に別条はないという。
隊員の一人は、男性をバケットに乗り移らせる間も、車体の微妙なバランスが崩れるのではないかとハラハラの連続だったと話した。
横転したのはダムの堤頂(長さ309m、幅5m)の端の部分で、作業用階段に取り付ける手すりの資材を下ろす作業の準備中だった。
脚部を伸ばして車体を固定し、資材を吊るさずにアームの長さなどを調節していた。
アームを伸ばした際にバランスが崩れて横倒しになった可能性があり、警察は、クレーンを操作する際に異常を知らせる警報装置や、脚部の固定状態などについて事情を聴いている。
徳富ダムは徳富川にかかる多目的ダムで、2013年度に完成予定。ダムの高さは78mで、貯水容量は3600万m3。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20120925k0000m040070000c.html
http://www.asahi.com/national/update/0924/TKY201209240143.html
(2012年11月21日 修正1 ;追記)
2012年11月13日17時34分にNHK札幌から、人為的なミスが重なって横転したという下記趣旨の記事がネット配信されていた。
原因を調査してきた北海道開発局は、クレーン車のアームの部分を基準を超えて傾けて作業していたうえに、安全装置が切られるなど、人為的なミスが重なり、横転したとする調査結果をまとめ、13日、公表した。
公表された調査結果によると、クレーン車が、本来、届かないはずの25mほど離れた場所に荷物を運ぼうとして、アームの部分を基準を超えて傾けていたうえに、安全装置のスイッチが切られ、作動しない状態になっているなど、人為的なミスが重なってバランスを崩し、横転したという。
ただ、調査では、なぜ安全装置のスイッチが切られた状態だったのかは判明しなかったという。
北海道開発局では、今後、安全装置が作動しているかや適切な範囲での作業かどうか、現場で複数の担当者が確認するといった対策をまとめ、再発防止に取り組むことにしている。
この事故で警察は、これまでに現場でクレーン車の状態を確認するとともに、クレーン車の運転をしていた男性作業員や現場の責任者などから任意で事情を聴いている。
警察の事情聴取に対し、作業員は、「事故のショックで記憶がはっきりしない」などと話しているということで、警察は安全装置のスイッチが切られていたいきさつについて調べている。
また、労基署も、この作業員や工事の関係者から事情を聴いて、安全対策に問題がなかったかどうか調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20121113/3452481_20121113173413_e382afe383ace383bce383b3e8bb8ae6a8aae8bba2e2809ce4babae782bae79a84e3839fe382b9e2809d.html
(2013年3月21日 修正2 ;追記)
2013年3月20日付で朝日新聞北海道版(聞蔵)から、また同日12時42分にNHK札幌から、転倒を防ぐ安全装置を解除したまま操縦していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
労基署は安全管理に問題がなかったか調べたところ、同社などは転倒防止のための作業方法を定めていなかったことに加え、操縦していた男性は転倒防止の安全装置のスイッチを切ったまま操縦をしていたことがわかったという。
このため、クレーンの作業を担当した「Tクレーン興業」と操縦していた男性を、労安法違反の疑いで書類送検した。
安全装置は、クレーンの動きや重心を感知して、危険が近づくと自動停止する仕組みで、解除していなければ転倒を防げた可能性が高かったという。
また同署は、元請けのS建設と現場所長の男性(35)も、関係者同士の連絡調整をしなかったとして、労安法違反の容疑で書類送検した。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20130320/8e0b793485a56d76297f2bb7f417c5a6.html
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。