2016年3月17日1時12分に朝日新聞から、『シートベルトなし→命の危険14倍 運転席では50倍』というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
車に乗っていて交通事故で死傷した人のうち、死亡した人の割合が、シートベルトを着用していないと、していた場合の約14.3倍に上った。
警察庁が、2010~14年の事故を分析した。
警察庁は、シートベルトをしていないと死亡の危険性が高まるとして、着用の徹底を呼びかけている。
5年間で、乗車中に交通事故で死亡するか、けがをした人は、261万2977人だった。
本人の証言などから、このうち、シートベルトをしていたと警察が判断したのは244万7428人で、その中で、死者は3763人(0.15%)だった。
一方、シートベルトをしていなかったと判断したのは15万1334人で、このうち、死者は3335人(2.20%)。
死者の割合は、着用していた人の14倍を超えた。
各年ごとに見ても、割合に大きな差はなかった。
座席位置別で見ると、運転席は、シートベルトをしていないと、していた場合と比べて、死亡する割合が50倍以上高かった。
一方、事故の衝撃で窓ガラスを突き破るなどして車外に投げ出された死者は,613人だった。
このうち、シートベルトをしていなかったのは558人で、9割を占めた。
シートベルトをしていないと体が投げ出され、同乗者の頭部などにぶつかり、死傷させることも少なくない。
道路交通法は、運転手に同乗者のシートベルト着用を義務づけている。
一般道は運転席と助手席、高速道は全ての座席が取り締まりの対象で、違反すれば、違反点数1点が付される。
警察庁の担当者は、「助手席や後部座席に乗る人も自分の命を守るために必ず着用してほしい」と話す。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASJ3J5G9YJ3JUTIL02Y.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
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