2014年9月11日17時21分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月12日0時39分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
有害な紫外線を遮るオゾン層は1980年代以降、破壊が進んだが、国連は、フロンガスなどの排出を規制する国際的な取り組みが進んだ結果、近年オゾン層が回復する兆しを見せていることを明らかにした。
これは、国連環境計画と世界気象機関が10日に発表したもの。
それによると、有害な紫外線を遮るオゾン層は、1980年代から90年代初めにかけて、冷蔵庫やヘアスプレーなどに広く使われていたフロンガスなどの排出によって破壊が進んだ。
しかし、オゾン層を保護しようと1987年に採択された「モントリオール議定書」に基づき、日本を含む各国がフロンガスなどの排出規制を強化してきた結果、一部の地域の上空35kmから45kmの成層圏では、2000年から2013年にかけて、2.5%から5%、オゾンの量が増えるなど、オゾン層が回復する兆しを見せているという。
国連環境計画などは、今後も各国が排出規制に取り組めば、日本やヨーロッパ、それに北極圏などでは2050年ごろまでに、オゾン層の破壊が深刻な南極圏でも2075年ごろまでに、オゾン層が1980年の水準に回復するという見通しを示した。
国連環境計画のシュタイナー事務局長は、「『モントリオール議定書』は世界で最も成功した取り決めの一つであり、今後地球温暖化などの課題に取り組むためにも、国際協調が不可欠だということを示している」と話している。
一方、オゾン破壊物質の代替で使用量が増えているハイドロフルオロカーボン(HFC)は温室効果が高い。
シュタイナー氏は、「HFCの使用量が増え続ければ、地球温暖化の深刻な問題に直面することになるだろう」と指摘した。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140911/k10014532611000.html
http://www.asahi.com/articles/ASG9C3WFPG9CUHBI00V.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
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