昨日、下記の2メールが連続して舞い込んだ。
しかも同じものが別アドレスから2通ずつ。
『お住まいの地域で放射線が多量計測されています』
放射線センター [map@chance-repair.com]
下記より地域マップや動植物の被爆状況を確認できます。
お住まいの地域をご確認ください。
(ブログ者注)間違ってクリックされるのを防止するためURLは添付せず。
『地震緊急速報です』
地震緊急速報 [bousai@decision-crowd.com]
近隣地域で地震の注意勧告がされています。
下記よりご確認下さい。
※同上
理由不詳。
安全というキーワードを多用しているアドレス宛に送られてきたのだろうか?
あるいは、テレビで地震警報が自動放送されるのと同じシステムがネットで構築されたのだろうか?
それにしては・・・?
一体、どんな内容なのだろう?
・・・などと思いつつ、一瞬、添付URLをクリックしてみようかという気になったが、なんとなく思いとどまった。
その後、発信元やURLをよくよくみれば、公的機関とは全く関係がない感じ。
文章も簡単すぎて、冷めた目で見れば、いかにも怪しい。
世にいうところのフィッシング詐欺のメールか?
もしそうだとすれば、地震とか放射線といった、人の不安につけこむキーワードを使うなど、なんとも巧妙かつ卑劣なやり方だ。
メールを見て条件反射的にURLをクリックし、被害に遭う人が大勢でる可能性あり。
調べてみると、フィッシング詐欺対策協議会という公的機関がフィッシング詐欺に関する情報提供を呼びかけていたので、届いたメールをすぐさま転送し、情報提供した。
本件、産業安全とは関係ないものですが、読者の方々にもご注意いただきたく、情報提供しました。
(2014年9月19日 修正1 ;追記)
上記協議会から、下記趣旨の返信が届いた。
『フィッシングを確認できませんでした。少しでも不審なメールには、返信したり、不用意にリンクをクリックしたり、リンク先のサイトで情報を入力したりしないことをお勧めします』
何のメールだったかは書かれていなかったが、返信文面から考えると、リンク先で情報の入力を求められるようになっていたのかもしれない。
(2014年9月26日 修正2 ;追記)
2014年9月25日16時52分に朝日新聞から、「地震速報」迷惑メールのリンク先はサーバーから消されていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
気象庁の緊急地震速報を装った迷惑メールが相次いで報告され、同庁が注意を呼びかけている。
同庁によると、6月から今月22日まで、緊急地震速報が発表されたという内容のメールが届いたという問い合わせが15件あった。
6月と7月は1件、8月は2件だったが、9月に11件と増えている。
居住地域は東京都や広島県、岩手県などだった。
「強い揺れが来ますので十分警戒してください」と記され、「詳細はコチラよりご確認頂けます」とリンク先が示されている内容が目立った。
リンク先を確認したところ、サーバー上から削除されていたという。
気象庁が発表する緊急地震速報にリンク先が記されることはない。
担当者は「緊急地震速報は強い地震が来ることを少しでも早く知らせるために短い文章で記している。リンク先にアクセスしないでほしい」と話す。
http://www.asahi.com/articles/ASG9S5JDZG9SUTIL02L.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。