2014年9月10日4時30分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月10日14時30分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
WMO(世界気象機関)は、去年、世界各地で観測された地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の平均濃度は観測史上最も高く、前の年からの増加量も観測を始めてから最も大きかったと公表した。
WMOは、地球温暖化の進行を監視するため、世界の気象当局や研究機関が観測しているCO2などのデータを基に、世界の温室効果ガスの現状をまとめていて、9日、去年の報告書を公表した。
それによると、主要な温室効果ガスであるCO2の去年の世界の平均濃度は396ppmと、観測を始めた1984年以来増加を続けていて、最も高くなった。
産業革命前の1750年との比較で、2013年の大気中のCO2量は推計で約1・4倍。工業化にともなう化石燃料の使用増加などが要因だ。
また、前の年からの濃度の増加量も2.9ppmと、1998年を上回って、観測を始めてから最も大きくなった。
ほかの温室効果ガスの世界の平均濃度も、一酸化二窒素が325.9ppbと過去最も高い値となったほか、メタンも1824ppbと7年連続で最も高い値を更新した。
発表では、2100年までの気温の上昇を今後、1℃程度に抑えるには、現在のCO2などの温室効果ガスの排出量を80%削減する必要があるとしている。
また、大気中のCO2の急増で海水の酸性化が進み、生態系への悪影響が懸念されている。
人間の活動で出たCO2の4分の1は海に吸収されるとされ、海水の酸性化が進む。
現在の海水の酸性度は過去3億年において最悪とみられ、今後もこの傾向は続く見込み。
サンゴや藻類、プランクトンなどを始めとした生物に様々な悪影響を及ぼすと考えられる
気象庁の小出寛全球大気監視調整官は、「温暖化対策が叫ばれているにもかかわらずCOの増加が顕著だった。気温が1℃上がれば極端な気象現象が起きる可能性が高まると言われているので、現状を知ってもらい、対策を取ってほしい」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140910/k10014480821000.html
http://www.asahi.com/articles/ASG995TVPG99UHBI01X.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
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