2014年11月19日19時31分にNHK広島NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
建設業の労災事故を防ぐため、労働基準監督署が作業の安全を指をさして確認する「フィンガー・チェック運動」と呼ばれる取り組みを始め、19日、広島市で運動を進める指定式が行われた。
指定式は、広島中央労働基準監督署が広島市内の建設現場で行ったもので、担当者や建設会社の作業員およそ50人が参加した。
はじめに、落合署長が「労災事故を防ぐためにフィンガー・チェック運動を進めていこう」と呼びかけ、運動を進める現場としての指定書を建設会社の担当者に手渡した。
そして、参加者全員で「転落防止の安全帯のフックをきちんと掛けること」や、「整理整頓」などの安全対策を指をさしながら声に出して確認する「フィンガー・チェック運動」を実践した。
広島労働局によると、今年に入ってから先月末までに、県内の建設業では休業4日以上の労災事故は244件起きていて、あわせて6人が死亡している。
建設会社の担当者は、「指をさして確認すれば単純なミスがなくなり、労災事故の防止につながる。作業員にきちんと徹底させたい」と話していた。
落合署長は、「人手不足を背景に、建設業では労災事故が増えるおそれがある。フィンガー・チェック運動を進め、事故防止を図りたい」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20141119/3163911.html
(ブログ者コメント)
指差呼称と同じ活動のような気がするが、どこか違う点があるのだろうか?
指差呼称であれば、建設業界でも、これまで行っていたと思うのだが・・・。
広島労働局HPをザッと見てみたが、この活動について説明した記事は見つからなかった。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。