本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2014年6月17日付で読売新聞大阪版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
建設現場での転落死亡事故を減らそうと、大阪労働局が今年度、現場で作業員が使う安全帯の正しい利用法を広める取り組みを始めた。
「命綱GO活動」と名付け、装着時の基本動作などを訴えている。
安全帯は、腰にまくベルトと命綱になるロープ、支えになるものに固定するフックなどでなる安全器具。
同労働局によると、昨年、府内の建設現場で発生した死亡事故は、前年より5件多い21件。
高所からの転落・墜落は7割近く(14件)を占め、うち13件では安全帯が使われていなかった。
労安法では、高さ2m以上で作業する際も、足場などがあれば着用義務はないが、「安全帯は重要。現場に理解してもらおう」と判断したという。
同活動は「命つなごう」との語呂合わせで、「命綱 使って つなGO 大切な命」がスローガン。
朝礼で着用状況を作業員同士で確かめ合うなど、事例を記したチラシを1万部作製し、府内の建設会社などに配布している。
長谷工コーポレーションが大阪市西区で進めるマンション(46階建て)建設現場でも5月下旬、同労働局大阪西労基署の職員が工事用エレベーターの検査に訪れ、安全帯の着用状況を確認していた。
大阪労働局安全課は、「ちょっとした手間をかけることで、命を守ることができる。現場全体で意識を高めてほしい」としている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20140617-OYTNT50043.html
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魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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