2014年6月19日15時13分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月19日22時58分に毎日新聞から、6月19日18時34分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
東京・中野区の都営地下鉄の駅の構内で、18日夜、下りエスカレーターを降りようとした女性が左足を巻き込まれて骨折し、後ろにいた男性も転倒して軽いけがをしていたことが分かった。
東京都交通局などは、踏み台の収納部分が、女性が持っていたスーツケースとぶつかって割れ、その隙間に足が巻き込まれたとみて調べている。
事故があったのは、東京・中野区にある都営地下鉄大江戸線の中野坂上駅で、18日午後8時ごろ、34歳のイタリア人の女性が、地下2階から地下3階に向かうエスカレーターを降りようとした際に左足を巻き込まれて転倒し、そのはずみで後ろにいた31歳の男性も転倒した。
消防などによると、2人とも病院に運ばれ、女性が左足を骨折する大けがをしたほか、男性も右足に軽いけがをしたという。
都交通局によると、女性は自分の後方のステップにスーツケースを置き、後ろ向きになってエスカレーターに乗っていた。
エスカレーターの踏み台が収納される部分に設置された、巻き込みを防ぐくし状のプラスチック製カバープレートの一部が割れており、この部分に足を挟まれた。
交通局などでは、プレートが、女性が持っていたスーツケースの車輪とぶつかって割れ、その隙間に女性の足が巻き込まれたのが事故の原因とみて調べている
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140619/k10015344371000.html
http://mainichi.jp/select/news/20140620k0000m040128000c.html
http://www.47news.jp/CN/201406/CN2014061901001555.html
6月20日付で朝日新聞(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
都によると、エスカレーターのステップが床下に潜り込む箇所のプラスチックカバーがスーツケースに当たって壊れた可能性があるという。
ステップと床の隙間は通常1mmほどしかないが、カバーが壊れて床の一部が浮き上がり、足が挟まれた可能性がある。
(ブログ者コメント)
手荷物などが原因となったエスカレーターでの人身事故は、たまに発生している。
本ブログでは、以下を紹介済。
2013年2月4日掲載
[昔の事例の顛末] 2013年4月24日 JR秋葉原駅でエスカレーターの手すりに指を挟まれ9人が重軽傷を負った事故は、直前の利用者が木材を側面に立てかけたことが原因
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3629/
2011年12月26日掲載
2011年12月21日 JR武蔵溝ノ口駅でエスカレーターの手すりに捨てられていた小瓶入りの袋が原因でベルトに革手袋が巻き込まれ中指先端切断などの重傷 (修正2)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1153/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。