2015年8月23日13時1分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
砺波市で、災害現場や避難所の映像を長距離無線LANを使って災害対策本部などに配信する防災訓練が行われた。
訓練は、砺波市が長野県の信州大学や地元の衛星テレビ局などとともに行ったもので、砺波市内で震度6強の地震が発生したという想定で、地元の住民など約1500人が参加して行われた。
訓練が始まると、市役所の災害対策本部などに設置されたモニターには、看護師たちが被災してけがをした人を病院に運び込む様子などが中継で映し出された。
映像の配信には長距離無線LANが使われていて、こうした取り組みが自治体の防災訓練の中で行われるのは全国で初めてだという。
災害の発生時には、携帯電話の使用やメールの送信量が急激に増えて、利用が制限される場合があるが、この長距離無線LANのシステムを使えば、滞りなく映像を配信できるという。
また、専用のアプリをスマートホンやタブレットなどにダウンロードすれば、誰でも見ることができるという。
砺波市の夏野市長は、「災害時には情報を伝えるためのチャンネルがいくつか必要になると思うので、ぜひ取り入れたい」と話していた。
また、信州大学の不破泰教授は、「災害時に個人に情報を伝えるのは難しい。きょうの訓練で改善すべき点をまとめさらにいいシステムにしていきたい」と話していた。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/3064284361.html?t=1440360374021
(ブログ者コメント)
砺波市HPに、「8月23日(日)に実施される平成27年度砺波市総合防災訓練において、災害場所・避難所及び災害拠点病院の動画と文字情報をWi-Fiを活用して放送型配信する最先端伝達実験を行います」というサブタイトルで、訓練内容が詳しく紹介されていた。
http://www.city.tonami.toyama.jp/tonamisypher/www/event/detail.jsp?life_supergenre=2&id=9420
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
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