2015年8月23日付で毎日新聞東京版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午後9時ごろ、静岡県富士宮市麓のキャンプ場で開かれていた歌手の長渕剛さんの野外コンサート会場で、長渕さんを乗せて接近したヘリコプターの風圧で救護用テント1張りが倒壊し、中にいた女性看護師2人が肩などに打撲の軽傷を負った。
警察によると、看護師は川崎市の28歳と、埼玉県入間市の47歳。
コンサートの開演にあたり、長渕さんがヘリからロープでステージに降りる演出で、ヘリがステージ上空でホバリングをしている時にテントが倒れた。
長渕さんにけがはなかった。
コンサートは「10万人オールナイト・ライブ」と銘打ち、23日午前6時まで夜通し行うもの。
観客の救護用テントに看護師を配置していた。
コンサートは中断せず、そのまま継続した。
出典URL
http://mainichi.jp/shimen/news/20150823ddm041040170000c.html
(2016年6月4日 修正1 ;追記)
2016年6月2日11時43分にTBS News iから、注意を怠ったパイロットが書類送検されるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月2日10時44分に産経新聞から、6月3日20時2分に時事通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は、テントが風圧で飛ばされることへの注意を怠った最終的な責任はパイロットにあると判断。
50歳の男性パイロットを業務上過失傷害の疑いで、近く書類送検する方針を固めた。
捜査関係者によると、操縦士はテントの位置を確認しないままホバリングし、事故を起こした疑いが持たれている。
警察によると、ホバリングしていた高さは地上40~80mだった。
操縦士は、「低く飛んだ認識はなかった」と話している。
出典
『長渕剛さんライブ事故、ヘリパイロットを書類送検へ』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2787718.html
『長渕剛さん10万人ライブ ヘリ操縦士を書類送検へ 風圧でテント崩壊の致傷容疑』
http://www.sankei.com/affairs/news/160602/afr1606020007-n1.html
『ライブ事故、ヘリ操縦士書類送検 長渕剛さんのコンサート』
http://this.kiji.is/111419863859167238?c=39546741839462401
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。