2017年5月29日23時56分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後3時25分ごろ、茨城県日立市国分町にある日立製作所の工場内で、高所作業台が高さ約8m付近で横転、乗っていたテント関連会社の作業員3人が転落し、このうち東京都渋谷区のNさん(男性、64歳)が死亡、48歳と53歳の男性が手首骨折などの重傷を負った。
警察は、安全管理が適切だったかなど、事故の経緯を詳しく調べている。
警察によると、3人は可動式の作業台に乗り、天井に取り付けられている空調用の開閉式テントを途中まで下ろして修理していた。
テントと作業台はロープでくくり付けられており、修理が終わった後、地上にいた別の男性作業員(72)がスイッチ操作でテントを引き上げたところ、ロープが引っ張られて作業台がバランスを崩し、横転したとみられる。
出典
『作業員3人が転落し死傷 茨城、日立製作所の工場内で作業台が横転』
http://www.sankei.com/affairs/news/170529/afr1705290034-n1.html
5月30日6時23分にNHK首都圏からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後3時20分ごろ、日立市国分町にある日立製作所の変圧器を製造している工場で、天井の一部を開閉して空気を入れ換える空調装置の修理に使用していた高さおよそ8mの高所作業車が倒れた。
この事故で、高所作業車に乗って作業していた東京・渋谷区のNさん(男性、64歳)が病院に運ばれたが、体を強く打つなどして1時間半後に死亡した。
また、Nさんと一緒に高所作業車に乗って作業をしていた作業員の男性2人が、手の骨を折るなどの大けがをした。
警察によると、当時は高所作業車と天井の空調装置をロープで結んで作業をしていたということで、作業が終わり、別の作業員が誤って装置を動かしたところ、高所作業車が倒れたという。
警察は、高所作業車がバランスを崩して倒れたとみて、事故の詳しい原因を調べている。
出典
『高所作業車倒れ1人死亡2人けが』
http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20170530/3821801.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。