2021年11月22日21時33分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京電力は22日、福島第1原発で、内側が汚染され亀裂が入った配管の交換作業をした40代の男性社員2人が、鼻から微量の放射性物質を吸い込み内部被ばくした疑いがあると発表した。
ルールに従い、作業着に防じんマスクの軽装備だったが、東電は全面マスクと防護服を着用するよう手配すべきだったとしている。
2人からセシウム137は検出されず、被ばくは微量とみられるが、引き続き、健康への影響を調べる。
東電によると、社員2人は19日午前10時すぎから約1時間半、汚染水の淡水化装置の凍結を防ぐため、暖房や空気を循環させる装置がある施設内で配管の交換をした。
作業後の検査で、鼻の中に放射性物質が付いていることが確認された。
同じ現場にいた別の男性社員2人の作業着にも、放射性物質が付着していた。
配管の交換で放射性物質が付着したちりなどが飛散した可能性がある。
4人のうち2人は作業者の名簿に名前が記載されておらず、東電は原因とともに、管理体制も詳しく調べる。
(共同)
https://mainichi.jp/articles/20211122/k00/00m/040/280000c
11月22日21時0分に朝日新聞からは、配管内に付着していた放射性物質を取り込んだ可能性があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京電力は22日、福島第一原発で、設備の修理にあたっていた40代の男性社員2人が内部被曝(ひばく)した疑いがあると発表した。
本来は、顔を覆う全面マスクや防護服を装着して作業すべきだったが、防塵(ぼうじん)マスクや作業服といった簡易な装備で作業していたという。
東電によると、2人は医師の診察を受け、異常はなかった。
今後50年間の内部被曝線量は、記録する必要がある2ミリシーベルトを大幅に下回ると推計している。
尿を測定して詳しく調べるという。
2人は19日午前10時過ぎから約1時間半、同僚2人と、汚染水に含まれる放射性物質を取り除く設備につながる配管を交換。
このとき、配管内に付着していた放射性物質を体内に取り込んだ可能性があるという。
作業後の検査で、2人の鼻の内側から放射性物質が検出された。
同僚2人の作業服からも放射性物質が検出されたが、体内への取り込みはなかったという。
東電は「本来は、全面マスクなどを装着する区域として作業すべきだったと反省している」と説明している。
https://www.asahi.com/articles/ASPCQ6QRKPCQULBJ00R.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。