2014年9月16日22時55分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月17日1時58分に名古屋テレビからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
中日本高速道路は16日、愛知県豊田市和会町の伊勢湾岸自動車道の上郷大成高架橋で、橋の床板に吹き付けていた重さ30トンのコンクリート板1枚(長さ10m、幅5.25m、厚さ0.23m)が、8m下に剝がれ落ちたと発表した。
橋の下は遮音壁で囲まれ、立ち入り禁止の場所だったため、けが人はいなかった。
中日本高速によると、今月2日、近隣住民の通報で発覚した。
この高架橋は2004年に完成。06年に騒音を防止するため、床板の下に鉄骨を組みコンクリートを2層にわたって吹き付けて床板を厚くする追加工事を行った。
床板には鋼材を打ち込み補強していた。
今年5月、現場付近を職員が点検をしたときは異常は見つからなかったという。
中日本高速道路は16日、事故の原因などを調べるため調査委員会を設置した。
中日本高速道路は、豊田市と刈谷市の橋梁で同じように吹き付けてあるコンクリートをすべて撤去する方針。
出典URL
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014091690225516.html
http://www.nagoyatv.com/news/?id=87761&p=2
2014年9月19日23時46分に毎日新聞から、下記趣旨の続報的記事がネット配信されていた。
中日本高速道路は19日、コンクリート板がはがれ落ちた現場を、報道関係者に初めて公開した。
コンクリート板は、騒音や振動を防ぐために、高架橋の下面4カ所に吹き付けられていた。
コンクリート板は長さ約10m、幅約5mで、高さ約10mから全面がはがれ落ち、角の部分が割れていた。
残り3カ所のコンクリート板には、落下防止のための柱が新たに設置されていた。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140920k0000m040154000c.html
(ブログ者コメント)
橋などからコンクリート片が落下した事例は、特段のものでない限り、本ブログの掲載対象外としているが、今回のようにトン単位で落下したのは珍しいので紹介する。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。