2014年9月20日付で読売新聞熊本版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月19日19時4分にNHK熊本からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
八代市水道局は19日、同市坂本町田上地区で簡易水道の水源に油のようなものが確認された問題について、水源地に隣接するJAやつしろ坂本支所ライスセンターの敷地から漏れた灯油が原因とみられると発表した。
灯油の流出量は約200ℓとみられ、同JAなどが周辺土壌への影響を調べている。
同地区は山あいの集落で、水源地の地下約30mからくみ上げた水を処理して65世帯128人に供給。
異常が判明した11日朝から断水が続き、市が給水車を派遣している。
発表によると、ライスセンターの屋外タンク(容量405ℓ)から建屋内のボイラーに灯油を供給する鉄製パイプに亀裂(長さ1cm、幅1mm)が見つかった。
同JAがタンクを調べたところ、バルブが開いており、8日の点検時に約200ℓ入っていた灯油が空になっていた。
この時期はボイラーを使わないため、バルブは通常閉めた状態だという。
給水再開は早くても30日以降になる見通し。
記者会見した同JAの田島組合長は、「住民の皆様に大変迷惑をかけた。おわびしたい」と陳謝した。
一方、同水道局は住民の健康調査を実施。女性2人(75歳と62歳)が、水を飲んで嘔吐や下痢などの症状を一時訴えていたが、現在は回復している。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/kumamoto/news/20140919-OYTNT50082.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5004723061.html?t=1411162567158
(ブログ者コメント)
漏洩した液体が地下水を汚染し、健康被害が出た事例として紹介する。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。